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冷房と暖房では電気代が違う?商業施設のエアコン電気代ってどれくらい?

2020.06.26 トピックス

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冷房や暖房を使用する際に気になるのは電気代です。


じ温度設定でもエアコンを使用する環境の違いによって電力消費量が異なります。


また、使い方によっても電気代が大きく変わるので、出費をなるべく抑えるには正しい知識に基づいて使用することが求められます。


ここでは、室内を快適な空間にするためにも冷暖房設備の電力消費量や、それにかかるエアコンの電気代を節約する方法についてご紹介します。




◎冷房と暖房では電気代が違う?


電気代が違う? 

エアコンの電力使用量はとても多く、電気代が高くなる原因だと思っている方も多く見られます。


もちろん使った分だけ電力を消費するので、電気代が上がるというのは間違いありませんが、エアコンだからと言って必ず電気代が高額になるわけではありません。


エアコンの電気代が高いというイメージがあるのは、「温度差」が大きく関係しています。


室温調節が可能なエアコンは、室内の空気を一度取り入れて「冷やす・温める」ことで設定した温度の風をはき出す仕組みです。


そのため、エアコンの設定温度と室内の温度差が大きいほど電力を多く消費します。


またエアコンで冷房を使用した際の電気代と、暖房を使用した際の電気代とを比較すると、暖房を使用した際の方が電気代が高額になりがちです。


これは温かい空気を冷やす際に使用する電力よりも、冷たい空気を温めるときに使用する電力の方が大きいためです。


熱エネルギーは高温から低温に移動する性質があるため、同じ室温設定の場合でも温かい空気を冷やす方が電力消費量が少なくなります。


それとは逆に、冬場などの冷えた空気を温めるのは熱エネルギーを強引に空気へ乗せることになるので、より多くの電力を消費してしまうのです。


また空気だけではなく、エアコンなどの暖房機器本体も同時に温める必要があるのも電気代が高くなってしまう一因です。


 
エアコンの温度設定 

使用するエアコンの性能によって多少の違いはありますが、同じ温度設定なら冷房より暖房の方が約1,000円から2,000円ほど電気代が高くなると考えて良さそうです。


一般住宅のリビングや寝室に用いるエアコンであれば、1シーズンの使用にかかる電気代はせいぜい1万〜2万円ほどの差額で済みますが、建物自体が大きい商業施設ではその何倍もの開きになることもあります。


このことから、商業施設のエアコンにかかる電気代は夏場と比べて冬場の方が約100万円ほど高くなってしまうケースもあるため、冷暖房は大きな課題になっています。


参考:電力計画.COM


 

◎早く部屋を涼しく・温かくする方法


部屋を涼しくする方法 

エアコンで冷房や暖房を使用した際の電気代を節約するには、室温をなるべくエアコンで設定した温度に近づけておくことが効果的です。


自動運転機能が搭載されているエアコンであれば、室温が設定温度に達したら自動的に弱運転に切り替わります。


その後も室温が変化しないよう自動的に強弱を調節するため、最も電気代を抑えられる効率が良い運転を行なってくれます。


早く部屋を涼しくする方法はさまざまありますが、その中でも効果的な方法が室内に日差しを取り入れないように遮るものを設置することです。


室温が上がる主な原因は、窓から差し込んだ日光によって室内の空気が温められたことによるものですので、差し込む日光を遮ればある程度の室温上昇は抑えることができます。


対策法としてはカーテンや雨戸、遮熱シートや窓枠サイズのパネル設置などの工夫をすることで日光による熱を遮ることができます。


また、ドアの開け閉めをできるだけ少なくすることも効果的です。


ドアの開け閉めで空気の流れが生じると同時に熱の移動が起こり、結果的に室温が変化してしまいます。


つまり、できるだけ室内の空気を外に逃がさないことが室温の安定に繋がり、冷房にかかるエアコンの作動時間を減らすことができるのです。


これは商業施設のエアコン節電方法としても高い効果が見込めることから、予め施設内に窓を作らず、出入り口を比較的小さくしている店舗も見られます。


 
部屋を暖かくする方法 

部屋を早く温める方法も、根本的なところは涼しくする方法と同じです。


屋外の冷気を遮断し、室内の空気の流れを減らして急激な温度変化を抑えることが必要になってきます。


また部屋を温める際には、涼しくする場合以上に屋外気温の影響を減らすことが重要なポイントです。


対策としては、壁に冬用の遮熱シートを貼り付ける、窓枠サッシにすき間が生じていたら補修剤で埋めるなどが挙げられます。


冬用の遮熱シートにはエアコン稼働時にありがちな窓の「結露」を防止するものもあるため、カビ菌の抑制という観点からもオススメです。


また2010年には、エアコンの暖房を有効に活用するため運転時の排熱を利用する機種も登場しています。


これはエアコンの使用で発生する熱を蓄え、暖房エネルギーとして有効活用する仕組みです。本来なら室外機から排出されるだけの熱をエネルギーとして利用することで、運転開始時から高い温度で部屋を温めることができます。


冬場には熱交換器に溜まった霜を排熱のエネルギーで溶かすことができるため、平均10~12分ほどかかるエアコンの霜取り運転時にも暖房を止めずに使用が可能です。


 

◎エアコン節電で電気代を安くする方法


エアコンの節電 

エアコンは長年使用していくと徐々に電気代が増えていってしまいます。これはエアコンの経年劣化により、運転時に必要以上の電力を消費してしまうことが大きな要因です。


総務省統計局のデータによると、一般家庭でのエアコンの平均寿命は13.5年で、このうち約70%が故障が原因で買い替えをしていることが分かっています。


参考:e-Stat 平成30年消費動向調査


定期的な掃除やメンテナンスを行い、エアコンの寿命を縮めない使い方をすることも、長く経済的に使用する秘訣です。


また、15年前など古い年式のエアコンなら思い切って新品に買い替えた方が、長い目で見た場合に購入費用を含めても支払う金額が少ないこともあるので、電気代が高いと感じたらエアコンの買い替えを選択肢に含めてもいいかもしれません。


また、いくら新しいエアコンでも内部のフィルターなどに汚れが溜まっていると、温正常な運転の妨げとなってしまい、余分に電力がかかってしまう原因となりますので、まずはこまめな掃除から手軽に電気代を節約してみてはいかがでしょうか。


 
エアコンのフィルター掃除 

一方で広い商業施設の場合ですと、エアコン単体で室内全体の温度を一定に保つことは非常に難しいです。


広い空間で室温を一定に保つためには、いくつものエアコンを作動させる必要がありますが、それでもエアコンの吹き出し口から遠くなるほど温度が変わりにくくなっています。


時間がかかるほど電力消費量も必然的に多くなるため、節電をするためには短時間で室温を一定に保つことが重要になってきます。


そこでまず必要になってくるのは、空気の流れを作ることです。


エアコンで温度調整されて吹きだされた空気を、扇風機やサーキュレーターなどの風で室内の空気を循環させます。


これによって温度調整された風が速やかに室内全体に行き渡るため、エアコンの運転時間を最小に抑えることができ、かつ室温を保つことにも繋がります。


また、室外機の周囲を整頓し、通常運転の妨げにならないようすることも冷暖房の効率を向上させる工夫のひとつです。


降雪地帯では積もった雪が室外機を埋めてしまうこともありますので、常に室外機の空気取り入れや排出が問題なくできているか気をつけなければなりません。


一度溶けた雪が凍ってしまい、室外機のファンが凍って動かなくなるといったケースもありますので、予め雪除けのフードや室外機カバーを設置しておくと安心です。


 

◎エアコンの節電には正しい知識を得ることが重要


エアコンの節電には正しい知識を得ることが重要 

エアコンの冷暖房にかかる電気代を低く抑えるためには、熱が持つ性質と室温が変化する要因や、なぜ電力が多く消費量されているのかについて、正確に知る必要があります。


正しい知識に基づいてエアコンが効率的に稼働できるような環境を整え、室外の温度に影響を受けないように工夫をして、エアコンにかかる電気代の節約を目指していきましょう!


 


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