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まだ間に合う!2月の「助成金」をご紹介!
2021.02.05 空調機器導入ノウハウ
みなさまこんにちは!
週に1度はカレーを食べたい「ふじ」です。
今回はみなさまに、2月末までに申し込むと受けられる東京都主催の助成金をご紹介いたします!
オーソリティー空調では、これまでも助成金についての記事を公開してきましたが、今回も換気扇の設置工事などで多くの事業者の方が対象となる公募ですので、内容をわかりやすくご紹介をしてまいります!
▼補助金と助成金の違いについてはこちら
目次
◎中小企業等による感染症対策助成事業
今回の助成金の正式名称は「中小企業等による感染症対策助成事業」です。
概要としては、都内に拠点を構える中小企業者に対し、対象となる業界団体が作成した「新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン等」に基づいて行う取組費用の一部を助成する、というものです。
加えて、下のような記載もあります。
3者以上の中小企業者等で構成されるグループでの共同申請及び中小企業団体等については消耗品の購入費も助成対象となります。
※グループでの消耗品の購入費に対する助成金は最大30万円。
後ほど詳しく見ていきますが、今回の助成金申請には2つのコースがあり、コースによって対象者、取り組み、助成限度額などに違いがありますのでご注意ください。
◎申請の対象者
「中小企業等による感染症対策助成事業」の対象になるのは下記に該当する方、または団体です。
・中小企業者(会社及び個人事業者)
・一般財団法人
・一般社団法人
・特定非営利活動法人(NPO法人)
・中小企業団体等
これらは東京都内に拠点を置いていることが前提になっています。
詳細は募集要項に記載がなされていますので、ご確認ください。
※募集期間が終了しました。
◎申請コース
前述したように助成金のコースについては、「【A】単独申請コース」と「【B】グループ申請コース」の2つがあります。
A・Bそれぞれのコースによって対象者、取り組み、助成限度額などに違いがあるうえ、申請コースと取り組み内容等が一致しない場合は「不採用」となりますので、誤ったコースに申請をしないよう注意が必要です。
なお、同一内容の経費でなければ、A・Bそれぞれのコースで申請が可能になっています。
ただし、各コース「1事業者1採択まで」の制限がありますので、こちらについても正しく認識しておく必要があります。
◎希望の申請コースはA・B?
まずは希望する取り組み内容から、どちらのコースを選ぶと良いかを判断しましょう。
上の図の通り、備品の購入、内装や設備工事を希望する場合はAコース。
消耗品の購入を希望する場合にはBコースでの申請を行う必要があります。
◎対象になる備品や工事は?
Aコース(単独申請コース)の申請で気になるのは、「どんなものが対象経費に含まれるのか」ということです。
では、対象となる設備や工事をざっくりと見ていきましょう。
◯換気機能付エアコン・全熱交換機設置
◯吸排気設備
◯窓・扉設置
◯サーキュレーター
◯空気清浄機
◯サーモグラフィー・サーモカメラ設置
◯加湿器など
意外と幅広い工事や設備が対象になっています。
これを見ると、やはり室内の換気を適切に行われるようにすることが事業者に求められていますね。
また、換気ができるエアコンであれば助成対象になるので、そちらも検討して見ても良いかもしれません。
◎助成限度額と助成率は?
ここまで申請の対象について詳しく見てきましたが、肝心の助成される金額はどの程度なのでしょうか。
まずは、助成率から見ていきます。
助成率
うーん・・・いまいちピンときませんね。
わかりやすく例で考えてみます。
例)助成対象に定価税抜30万円の換気設備を購入した場合
30万円×2/3=20万円
つまり20万円が助成金で支払われるため、残りの10万円と消費税分3万円を、申請者は負担すれば良いということになります。
次に、助成限度額を見てみましょう。
助成限度額
◯備品購入費のみ : 50万円
◯内装・設備工事費を含む場合 : 100万円
◯内装・設備工事のうち、換気設備の設置を含む場合 : 200万円
換気設備設置のために工事を行う場合は、最大200万円までの補助を受けることができるのですね!
ちなみに、申請の下限額10万円に設定されています。
この下限、備品購入費に関わってきそうだったので調べてみると、備品1点あたりの購入単価が税抜10万円以上でなくてはならないようです。お気をつけください。
◎申請の受付期間と対象期間
今回の助成金の受付期間と対象期間はこのように公開されています。
申請受付期間
助成対象期間
※助成金の募集期間は終了しました。
あいかわらず期間が短いので、工事を行う際には急いで申請を行う必要がありそうですね。
かと言って、”えいや”で申請をしてしまうと怖いのが書類不備や申請内容の間違いです。
この点での不安については、助成金を熟知した工事業者に相談することで防げるため、積極的にお聞きすることをオススメします。
◎最後に
コロナ対策としても効果が高く、比較的容易にできることから数々のメディアでも多く取り上げられている「換気」。
しかし、室内の換気量が足りないことから、上手く空気の入れ替えができない店舗やオフィスがあったり、資金の問題など含め、さまざまな理由で「換気」でのコロナ対策が取れていないところもあると思います。
そこで今回の助成金を機に、「費用を抑えながらの導入」を考えてみてはいかがでしょうか!
オーソリティー空調でも、コロナ対策として高い効果を持つ高機能換気設備についてのご紹介をしていますので、時間のあいた時にでも見てみてくださいね。
また、各種換気設備についてのご相談も承っております!
他の空調業者から高機能換気設備の導入ができないと言われた場合も、オーソリティー空調にご相談いただければ、高機能換気設備の導入以外で効率的な換気をするにはどうしたら良いかなどのご提案をさせていただいていますので、お気軽にご連絡くださいね。
換気設備の設置から、最適な空気をつくる最新設備の施工プランご提案まで、空調のトータルコーディネートができるオーソリティー空調にお任せください。
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