業務エアコン取付工事の空調設備会社【株式会社オーソリティー空調】

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オーソリティー空調の女性活躍推進への取り組み ~かわさき☆えるぼし認定企業として~

2025.09.05 社内情報

株式会社オーソリティー空調は、川崎市から「かわさき⭐︎えるぼし」の認定を受けた企業として、女性が働きやすい職場環境の構築と女性活躍推進に積極的に取り組んでいます。

これまで、従業員一人ひとりが性別に関係なく、その能力を最大限に発揮できる職場づくりを目指し、様々な施策を実施してまいりました。

継続的な女性活躍推進の取り組み

オーソリティー空調では、「かわさき⭐︎えるぼし」の認定を受けてから、働きやすい職場環境づくりに向けた様々な活動を継続しています。

男女を問わず育児に参加しやすい環境や、従業員一人ひとりの状況に応じた勤務調整、定期的な「女性活躍推進プロジェクト」での意見交換など、従業員のライフステージに応じた支援を自然な形で実践しています。

実際に男性社員が子どもの体調不良時に率先して休暇を取得するケースも増えており、こうした取り組みが職場文化として根付いてきています。

多様な働き方とキャリア支援の実現

産休・育休の取得をはじめ、産休前の一時的なリモート勤務や遠方でのリモート勤務など、従業員のライフステージや事情に応じて柔軟な働き方を支援、随時の検討をしています。

また、運営するカフェ「LEAF&BEAN」では、アルバイトスタッフから正社員への登用なども行っており、実質的な、出産で現場を離れたスタッフの復帰支援になる動きの整備を進めるなど、多様なキャリアパスを用意しています。

社内アンケートによる現状把握と従業員の声に寄り添う取り組み

全従業員を対象とした意識調査

厚生労働省の情報を参考に、アルバイトスタッフを含む37名を対象とした社内アンケートを実施しました。

この調査の目的は、従業員一人ひとりがどのような思いを持ち、どのような課題を感じているかを把握し、会社として寄り添える部分がないかを検討することにあります。

アンケート結果から見える課題と機会

今回の調査では、男性18名、女性19名から回答をいただきました。

かわさき⭐︎えるぼし に関する質問では、「まったく知らなかった」と回答した従業員が35.1%、「名前だけ知っていた」が24.3%に上り、約6割の従業員が制度を十分に理解していない現状が明らかになりました。これにより、社内での認知度向上が喫緊の課題であることが確認されました。

また、女性活躍推進に関する法制度の知識についても、多くの従業員が十分な理解に至っておらず、「労働者数101名以上の事業主に義務が課される」ことを知らなかった従業員が75.7%、「えるぼし認定の要件」を知らなかった従業員が56.8%でした。

この結果によって、継続的な社内での情報共有の必要性が浮き彫りになりました。

一方で今回のアンケートでは、従業員の率直な声から具体的な課題も見えてきました。

ワーク・ライフ・バランスの課題として最も多く選ばれたのは「育児と仕事の両立に悩むワーママの支援」で35.1%であり、これは今後の取り組みを検討する上で重要な指標です。

こうした課題意識がある一方で、当社の現在の取り組みについては「妊娠中・産前産後休業や育児休業復帰後の配慮や処遇に関する周知」に37.8%が賛同しているなど、活動の方向性においては従業員から一定の支持が得られていることも確認できました。

今回の調査結果を踏まえ、より具体的な施策を検討し、従業員の思いに寄り添う職場づくりを加速させてまいります。

従業員の思いに寄り添う職場づくり
~多様な視点から見る女性活躍推進~

従業員が感じている働きやすさ

アンケートでは、従業員の率直な思いや体験を得ることができています。

女性アルバイトスタッフからは「子育てと仕事の両立がしやすい環境で、急なお休みにも対応していただけます」、「妊娠期間中も安心して働くことができました」といった声が寄せられ、現在の会社としての取り組みが、実際の働きやすさに繋がっていることがうかがえます。

正規・非正規を問わない深い思索

特に印象的なのは、正社員・アルバイトスタッフを問わず、アンケートに回答した男女ともに女性活躍推進について本質的に考えている点です。

ある男性アルバイトスタッフからは「等しく“ 人 ”として扱うことが大切」、「全ての人に権利や選択肢が等しく与えられる社会になれば良い」といった洞察が示されており、業務に携わるスタッフ単位から、より良い方向に進むためにはどうしたら良いのかを深く考えられている環境になっています。

真の平等を求める従業員の声

従業員から声が上がったのは、女性の地位向上を目的とするのではなく、現実に存在する「格差」という事実に着目し、それをいかに解消するかという視点です。

女性を特別扱いするのではなく、男女が横並び(平等)として活躍できる環境の構築を願う思いが多く表現されています。

女性社員からも「男女偏見なく、実力主義であるべき」、「実力に伴うやる気や努力が環境により達成されない場合の改善や支援が重要」といった建設的な提案が寄せられており、オーソリティー空調としては、こうした従業員の思いに寄り添いながら、より良い職場環境の構築に向けて取り組んでまいります。

今後の展望


オーソリティー空調は、「かわさき⭐︎えるぼし」認定企業として、引き続き女性活躍推進と働きやすい職場環境の構築に取り組んでまいります。従業員一人ひとりが性別に関係なく活躍できる職場づくりを通じて、企業としての持続的な成長と社会貢献を目指してまいります。