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エアコンの暖房は電気代が高い?効率的に暖められて電気代を節約する方法を解説

2023.01.20 空調機器活用ノウハウ

エアコンの暖房は電気代が高い?効率的に暖められて電気代を節約する方法を解説

エアコンをフル稼働させる冬は、電気代が高くなりがちです。

この記事では、電気代を節約しながら効率的に室内を暖める方法についてご紹介していきます。

暖房は冷房よりも電気代が高い

エアコンの暖房は冷房よりも電気代が高い

電気代は夏の方が高いというイメージがあるかもしれませんが、実際は暖房を使用する冬の方が高くなる傾向にあります。

エアコンの設定温度と外気温の関係

エアコンの消費電力が大きくなれば、その分電気代も高くなります。

消費電力の大きさはエアコンの設定温度と外気温の差に比例し、冷房運転よりも暖房運転の方が外気温との差が大きくなります。

そのため、冬の方が消費電力が大きくなり、電気代も高くなってしまいます。
 
また、冬は日照時間が短く、家にいる時間が長くなるというのも冬の消費電力が多い理由です。
 

暖房と一緒に使うと効率の良い機器

暖房と一緒に使うと効率の良い機器

エアコンは室内全体を暖めるものです。

暖房効率は良いですが、室内全体が暖かくなるまでには時間がかかります。

ヒーターのように熱が当たるところだけ暖かく感じる機器と併用すると、暖房の設定温度をあまり上げなくても寒さを感じることがなくなるため、電気代が抑えられます。

また、サーキュレーターや扇風機と併用するのもおすすめです。

エアコンから吹き出す暖かい空気は、室内の天井付近にたまるため、暖房をつけてもなかなか足元が暖かくならない、といった悩みが起きやすいです。

サーキュレーターや扇風機を使って空気が室内で循環するようになれば、暖かい空気が室内全体にいきわたり、すばやく室内を暖められます。
 
暖かい空気は上にたまるので、可能であるならば高いところから下に向かってサーキュレーターや扇風機で風を送りところですが、状況によっては設置が難しい場合もあります。

この場合は床から天井に向かって風を送ると、天井にたまっている暖かい空気が分散され、壁を伝って下りてきます。

エアコンの風向は下に、サーキュレーターや扇風機は上に向けると、効率良く室内を暖められます。
 

暖房は「つけっぱなし」と「こまめに切る」のはどっちがいい?

エアコンの暖房は「つけっぱなし」と「こまめに切る」のはどっちがいい?

電気代を抑えるためには、エアコンの稼働方法にもポイントがあります。

エアコン使用時に迷いがちな「つけっぱなし」と「こまめに切る」のどちらがよいのか解説をします。

暖房をつけっぱなしの場合

結論としては、つけっぱなしの方が電気代を節約できます。

消費電力は、室内を設定温度に向けて暖めるときに大きくなります。

設定温度に達したのちに室温をキープするのには、大きな電力消費がありません。

近くのコンビニやスーパーに行くといった短時間の外出であれば、暖房をつけっぱなしにする方が電気代を節約できます。

暖房をこまめに切る場合

室内が暖房で暖まった段階や短時間の外出でスイッチを切ると、かえって電気代が高くなってしまいます。

設定温度に達するまでの時間が長引けば消費電力が大きくなってしまいますので、暖房のつけ始めはエアコンの風量を強にして、暖まった段階で弱にするのがおすすめです。

また、風量を「自動」の設定にすれば、設定温度に達するまでは強風で、その後は弱風に自動で調整してくれます。

換気をする場合でも暖房は「つけっぱなし」がいい

窓を開けて換気をすると、外の冷たい空気と室内の暖かい空気が入れ替わり、室温が下がります。

このとき暖房を消してしまうと室温が大きく下がってしまい、その後、元の温度に戻るまでに時間がかかります。

また、エアコンは立ちあがり時に最も電力を消費するので、換気をするからといってエアコンを切ってしまうと余計に電力を消費してしまいます。
 

暖房の適正な設定温度とは

エアコン暖房の適正な設定温度とは

暖房の設定温度として、環境省では20℃が推奨されています。

住んでいる地域や、個人差がありますが、20℃を目安とするとよいでしょう。

また、暖房時の設定温度が1℃高くなると、消費電力が10%高くなると言われています。

20℃で寒く感じる場合には、設定温度を大きく上げるよりは、サーキュレーターや扇風機との併用、電気代の安いヒーターとの併用をぜひ検討してみてください。

暖房と乾燥の関係

空気には暖まることで含むことができる水分量が増えるという特徴があります。

暖房で部屋が暖まり、含むことができる水分量が増えても肝心の水分が暖房で増えるわけではないので、部屋が暖まることで相対的に湿度が下がり、乾燥につながってしまいます。

そして、乾燥が進むとウイルスの動きが活発になったり、肌トラブルの原因にもなります。
 
そのため乾燥対策として加湿器などの利用がおすすめです。
 

まとめ

 
室内全体を暖めてくれるエアコンは、設定温度や稼働の仕方によって電気代が高くなってしまいます。

効率よく暖めるためにサーキュレーターを併用する、こまめにスイッチを切らずに必要なときはつけっぱなしにしておく、といった工夫をすることで、電力消費を抑え、電気代の節約にもつなげられます。
 
オーソリティー空調では、業務用エアコンの入れ替え・新設工事を行っております。

工事をご検討の方は、ぜひお気軽にお問い合わせください
 


換気設備の設置から、最適な空気をつくる最新設備の施工プランご提案まで、空調のトータルコーディネートができるオーソリティー空調にお任せください。

 

 

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