寒い冬はエアコンが活躍する季節です。

電気代が高騰している中、エアコンにはストーブやファンヒーターと比べ省エネ性能をはじめとしたさまざまなメリットがあります。

寒い冬を快適に過ごすためにも、暖房ならではの特徴やメリットについて紹介していきます。

『業務用エアコン』暖房の特徴

オフィスや店舗で使用する業務用エアコンの特徴についてご紹介いたします。

ガスや灯油の補充がなく手間がかからない

電気で動くエアコンは、ストーブのようにガスや灯油を補給する必要がありません。

スイッチひとつですぐに運転が開始されるエアコンは手間がかからず、私たちの時間を奪いません。

機器の転倒や接触による火事の心配がなく安全性が高い

業務用エアコンはほとんどの場合、天井や壁に設置します。

そのため、床に配線やコードなど散らばりません。

ストーブのように配線に足をひっかけての転倒や事故の心配や、火事・ヤケドの心配もありません。
安全性に優れている点は、エアコンの大きな利点です。床を広く使える点もメリットです。

室内全体を効率よく早く暖めることができる

業務用エアコンは、室内の広さだけでなく、業務形態も考慮して適切な出力のものを設置します。

設置場所に合わせて選んだエアコンは、適切な出力で室内全体をすばやく暖められます。

高い省エネ性により低電力で暖房効果を発揮する

電化製品である業務用エアコンは、常に省エネ性能の向上が図られています。

最新機種であるほど省エネ性は高く、消費電力に対して大きなパフォーマンスを発揮してくれます。

設置からある程度の年数がたっている場合でも、適切なメンテナンスを定期的に実施することで、購入時に近いパフォーマンスを維持することが可能です。

▼業務用エアコンのメンテナンス方法については、以下の記事を参考にしてください。

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後付けで加湿機能や全熱交換器を設置できる

業務用エアコンは、オプションで加湿器や全熱交換器を設置できるタイプのものがあります。

全熱交換器は、給気と排気を1台で行うもので、窓を開けての換気を必要とせず、換気による室内温度の変化が起こりにくくなります。

さらに、搭載されている熱交換システムの効果で、外気の空気を室内温度に近づけてから取り入れ、汚れた室内の空気を外に排気することができるので、室内温度に変化が生じにくい状況です。

全熱交換器として大きなシェアを占めるダイキン製の「ベンティエール」や三菱電機の「ロスナイ」は、既存のエアコンへ追加で設置することもできますし、単体での設置も可能です。

また、ベンティエールは、同じダイキン製の業務用エアコンと連動して稼働させることができます。

ベンティエールとロスナイのそれぞれの特徴については、以下のページで詳しく取り上げています。

▼ベンティエールについて

＜商品ページ＞ベンティエール一覧

▼ロスナイについて

＜商品ページ＞ロスナイ一覧

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業務用エアコンの暖房性能が高い理由

低圧業務用エアコンは、電気ストーブや電気ファンヒーターと比べても、暖房性能に大きく優れています。

業務用エアコンの電力は低圧電力契約

業務用エアコンは、家庭用エアコンとは使用するコンセントの形が異なり、電力契約も異なります。

家庭用エアコンをはじめとした家電製品では「従量電灯」という契約を結びますが、業務用エアコンのような電力をたくさん消費する業務用機器では「低圧電力」という電力契約を結びます。

低圧電力の特徴は、家庭向けの従量電灯と比べて電力量あたりの料金が低いことです。

電気料金は基本料金とその月使用した電力量に応じて計算する電力量料金などで決まりますが、低圧電力は、基本料金が高い代わりに、「電力量料金」が低く設定されています。

低圧電力でも従量電灯と同じようにたくさん電力を使えば電気代は高くなります。

しかし「低圧電力」は、電力をたくさん使えば使うほど電力量に対する電気料金がお得になるので、広いオフィスや厨房など、大きな出力が求められるシーンにぴったりの契約だといえます。

業務用エアコンは4方向に温風を吹き出せる機種がある

天井に設置する業務用エアコンは、温風の吹き出し口が四方向すべてに設けられているものがあります。

広い室内を同時にすみずみまで暖かくすることができるので、温度にムラがなく均一に効率よく暖めることができます。

また、人感センサーを搭載しているものであれば、直接風が当たらないようにしたり、人がいないときは自動的に弱めに運転するようになっているので、さらに快適です。

天井に設置する業務用エアコンの、メーカーごとの特徴や機能については、以下の記事をご覧ください。

まとめ

冬は室温と気温の差が夏に比べて大きいので、夏以上に電気代がかかりやすく、また乾燥が気になる季節でもあります。

製品によって異なりますが、後付けで加湿器を付けられるものもありますので、ぜひご検討の方はお問い合わせください。

 

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