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高機能換気設備(全熱交換器)は室内温度と湿度を下げずに換気ができるって知ってました?

2021.11.26 空調機器導入ノウハウ

冬に大活躍!室内温度を下げずに換気と加湿ができる高機能換気設備(全熱交換器)を紹介

冬になると乾燥が気になるもの。

今回、換気をしながら加湿が行える高機能換気設備について解説していきます。

高機能換気設備とは

高機能換気設備とは
換気は外の空気を取り込む給気と、室内の汚れた空気を外に逃がす排気の2つを合わせたものです。

換気には大きく分けて以下の3つの方法があります。

 

第一種換気方式

給気と排気の両方を機械で行う換気方法

第二種換気方式

給気のみを機械で行い、排気は排気口から自然に行う換気方法

第三種換気方式

給気口から自然給気を行い、機械で強制的に排気を行う換気方法

高機能換気設備は「第一種換気」の設備を発展させたもので、給気と排気を1台の機械で室内から逃がす空気と室内に取り入れる空気の間で熱交換を行います。

それにより、室温を保ちながら換気をすることができ、窓を閉めたままでも換気ができるといったメリットがあります。

高機能換気設備については他の記事でも詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。

▼高機能換気設備について詳しい情報はこちら

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高機能換気設備と全熱交換器は別物?

高機能換気設備と同じように用いられる言葉に「全熱交換器」というものがあります。

言い方は異なりますが、どちらも熱交換器が搭載された換気設備のことです。

ですので、高機能換気設備と全熱交換器は同じものを指します。

「換気できない」「乾燥する」がもたらす悪影響

「換気できない」「乾燥する」がもたらす悪影響

冬には換気と乾燥対策が並行して語られることが多いです。

しかし、換気をしないことによる悪影響と乾燥することによる悪影響はまったくイコールなわけではありません。

換気や乾燥対策が正しく行われていない場合、あらゆる悪影響が発生する可能性があります。

一定期間換気が行われなければ空気の循環はされないため、空気中のウイルス濃度が上がり、インフルエンザなどの空気感染のリスクが高まります。

また室内の汚染された空気を吸い込むことでシックハウス症候群も発症しやすいです。

換気は汚れた室内の空気を外に逃がすために必要な行動というわけです。

室内が乾燥すると、人の肌や粘膜のバリア機能が低下します。

また、低温で乾燥した環境はウイルスや菌が好む環境で、動きが活発になり、風邪やインフルエンザにかかりやすくなってしまいます。

加湿を行うと人のバリア機能が正常に保たれるだけでなく、空気中を浮遊するウイルスや菌も水分に包まれます。

その結果、重みが増すため、空気中を長時間漂うことができなくなります。

よって、ウイルス対策をする上でも冬場は特に換気と加湿を同時に行うことが重要です。

参考文献:<外部ページ>パナソニック「空気の汚れや温度は健康にも影響」

 

体温が下がると人間の免疫力が30%低減する

寒い室内にいると体温が低下しやすくなります。

体温が下がると血流が悪くなります。

すると免疫機能を持つ血液中の白血球を、体内に侵入した異物に対して集めにくくなるため、結果として免疫力が下がってしまうわけです。

また、体温が36℃を下回ると免疫力は30%も落ちると言われています。

しかし、換気をすれば室内の暖かい空気は外に、外の冷たい空気が室内に入ってきてしまいます。

換気をすることで体温が下がってしまうことは、免疫力を考えた際に好ましくありません。

そこでおすすめしたいのが室温を保ったまま換気ができる高機能換気設備(全熱交換器)です。

参考文献:<外部ページ>サワイ健康推進課「体温を上げて 免疫力アップ」

 

加湿もできる高機能換気設備(全熱交換器)

加湿もできる高機能換気設備(全熱交換器)

高機能換気設備は、室温を保ったまま換気を行える点で非常にメリットがあります。

冬場の乾燥が気になる場合には加湿器を別に用意するのが一般的ですが、一部の機種では加湿機能がついているものがあります。

今回オーソリティー空調が運営するECサイト「ReAir」から、三菱電機・ダイキンの高機能換気設備をご紹介します。

三菱電機(MITSUBISHI):ロスナイ

<商品ページ>業務用ロスナイ 天井埋込形加湿付 LGH-N35RKX2

ダイキン(DAIKIN):ベンティエール

<商品ページ>ベンティエール 天井埋込ダクト形(加湿付) VAM15HMS

 

高機能換気設備(全熱交換器)の取付工事について

高機能換気設備(全熱交換器)の取付工事について

業務用エアコンは天井埋込形が多いですが、高機能換気設備も天井裏に配管を通して換気を行うものが多いです。

三菱電機のロスナイやダイキンのベンティエールともに、壁や天井に露出するかたちで設置できるものもあります。

まとめ

換気と加湿が可能な高機能換気設備であれば、加湿器を新たに設置することなく室内の空気を清潔に保てます。

オーソリティー空調ではお客様のご利用状況やニーズに合わせて、最適の業務用エアコン・高機能換気設備をご提案させていただきます。

ぜひお気軽にお問合せください。

 


 

換気設備の設置から、最適な空気をつくる最新設備の施工プランご提案まで、空調のトータルコーディネートができるオーソリティー空調にお任せください。

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