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メジャー?スケール?コンベックス!?<その1>
2021.07.09 社内情報
こんにちは、コナカです!
先日、長さを測る道具の「スケール」が好きだという職人さんに「好きな理由」を伺ってみたところ、こんなことを言っていました。
手の平サイズなのに、無いと仕事にならない必須道具として現場を支配しているところ。
現場を支配している!?
それはすごい存在です!
現場好きなコナカとしては、現場を支配しているという「スケール」のことを知らない訳にはいきません!
そこで今回は「スケール」について調査します!
メジャー?スケール?コンベックス?
私は仕立屋さんが使うような柔らかい帯のものを「メジャー」。
現場で欠かせない、ストッパーの付いた固い帯のものを「スケール」と認識しています。
ちなみに、先日教えてもらったのですが、「スケール」はストッパーで止まることに加え、本体の形状でも固定ができるので、手をふさぐことなく作業ができるのです!
どちらも100円ショップなどでも見かけるほど一般にもよく使われる測定器具ですが、今回調べてみると、目盛りのついている測定器具としての総称「メジャー」には、材質や形状、用途で様々な種類があり、他に「巻尺」「スケール」「コンベックス」などと呼ばれているようです。
コンベックス!?
聞きなれない名称です。
製品をよく見ると、確かに!
「コンベックス」と記載されています!
コンベックスルールとは?
JIS規格の定義では、正式名称「コンベックスルール」とあり、「テープ断面が樋状になった直立性に優れた巻尺」とされています。
ちなみに、この英語の”Convex”について、英語圏では「凸面」の意味でレンズなどに用いられるそうで、「コンベックスルール」のことを指す英語は”Steel Tape”などと呼ぶそうです。
また、「スケール」はというと、英語圏では”Kitchen scale”、”Weight scale”など、重さを量る道具の名称に多く使われていますが、日本では、特に製図の道具や縮尺をスケールと呼ぶ建築業界の現場で、測定器具である「コンベックスルール」を「スケール」と呼ぶようになったそうです。
呼称ひとつから、日本の職人さんたちが繋いだ歴史を感じます!
日本の建設業界では「スケール」でも「コンベックス」でも、どちらでも通用すると思いますが、英語圏の方々には伝わりにくい英語名称なのですよぉ~。
な~にぃ~?やっちまったなぁ!
男はだまって!
皆さんも、オーソリティー空調の職人になりませんか?
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