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職人がたまに言っている「聞き慣れない言葉」って!?
2021.11.19 社内情報
みなさまこんにちは。
好きな花ことばは、ゴボウの「いじめないで」。 フジです。
突然ですが、職人が使っている言葉ってあまり聞き慣れない言い方をするものがあるのを知っていますか?
今回はわたくしフジの、独断と偏見で選りすぐった「聞き慣れない言葉」を2つご紹介していきたいと思います!
意外と「え?そんな言い方するの?」というものがあったりするので、職人未経験の方も、経験者の方もゆる〜く見てくださいね!
尺(しゃく)
はい、出ました〜。
意外と使用される頻度がとても高い「尺」という言葉。
脚立を準備するときなんかに、「6尺の脚立持ってきて〜」なんて会話が聞こえたりします。
フジなんかは全然知らなかったので
「はて、6尺とは???」みたいな感じでした。
いざ意味を聞いてみると、なるほど納得。
1尺とは約30センチを表す長さの単位を指し、脚立の1段が約30センチであることから脚立の段数を伝える際にも「●尺」と表すとのことでした。
ですから、脚立の天板含めて3段の場合は「3尺の脚立」ということですね!
わかってしまえば理解しやすい数え方です。
しかしこの「尺」という漢字・・・
なんだか脚立に見えてきました。尺には横棒が2段あるので2尺ですね。
「民」は3尺
「尽」は一見すると4尺ですが下2段は落ちてるので2尺です。
巧妙なひっかけ問題ですね。
とおミリ
これもなかなか違和感がありました。
言ってしまえば「とおミリ=10ミリ」なのですが、なぜわざわざ「とおミリ」なのか謎でした。
謎を解明するために「とおミリ」を使っている”とおミリユーザー”に聞いてみると、「じゅうミリ」だと「きゅうミリ」と聞き間違えちゃうことがあるから〜という証言を得ました。
なるほど〜、一理ありますね。
じゃぁ110mmだったら「ひゃくとおミリ」なんですね〜なんて言ってみたところ、
「いや、ミリつけないよ。ひゃくとお、って言う」とのこと。
え?じゃぁ10mmは「とおミリ」ではなく「とお」なんですか?と聞くと
「10mmは、とおミリ(笑)」という回答
・・・
はい。これはもう迷宮入りですね。
考えないようにしましょう。
そんなことを話している中で、ある説が浮上してきました。
「職人、センチメートルで話さない説」
たとえ3メートルでも、3000とか言ったりするくらいミリでしか言わない印象です。
やはりミリ単位に拘って精巧な作業を求められる仕事なので、そういう細かいところで「職人」ならではの特徴が出てくるんですね。
手に職を持てる「ダクト、空調の職人」。
聞き慣れない言葉を追っていった結果、一緒に働けて少し誇らしい気持ちになったフジでした。
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