業務エアコン取付工事の空調設備会社【株式会社オーソリティー空調】

AUTHORITY | since 2010

NEWS

各業種に適した業務用エアコンの性能を解説

2021.11.12 空調機器導入ノウハウ

各業種に適した業務用エアコンの性能を解説

業務用エアコンは家庭用に比べて出力が大きく、形状も壁掛形以外に、天井に埋め込むタイプや吊り下げるタイプなどさまざまです。

そのため、オフィス・店舗などの設置場所に合った業務用エアコンを選定する必要がありますが、「選定方法がわからない!」と悩む方も多いのではないでしょうか。

この記事では業種ごとにエアコンの選び方について解説をしていきます。

各業種の特徴

各業種の特徴

エアコンを選ぶにあたって、業種ごとの特徴を把握しておくことがポイントです。

飲食店

調理を行う際に出る熱などによって、室温を保ちにくくなり通常よりもエアコンに負荷がかかります。そのため、エアコンを選定する際は出力の大きいエアコンが必要になります。

飲食店では食材等を扱うため衛生面での対策も視野に入れておきたいものです。業務用エアコンの中では厨房用のエアコンがございますので、それらの中から選定することが良いでしょう。厨房用の業務用エアコンはステンレスでできており、油汚れなどを簡単に落とすことができます。

ラーメンや中華料理店などでよく見かけるカウンターのある店舗の場合、エアコンを露出して設置すると空間に突出してしまうため圧迫感を感じることがありますので、天井埋込形ような場所を取らないものがおすすめです。

また、雰囲気のいい店内のレストランですと、エアコンの存在が店内の雰囲気を壊してしまうこともありますので、景観を担保するためには天井埋込形の業務用エアコンがおすすめです。

店舗の広さに合った出力(馬力)や性能などの実用性も重要ですが、店内の雰囲気を壊さないデザイン性も業務用エアコンを選ぶ上では重要となります。

▼飲食店に適した業務用エアコンの詳しい説明はこちら

美容院・美容室

美容院・美容室は髪を切ったり染めたりするだけではなく、来店者に居心地のよさを提供する場所でもあります。

カットの他にカラー、パーマを行う際は、お客様は席に長時間滞在します。

そのため、お客様に直接エアコンの風が当たらないようにする工夫が必要です。エアコンにエアーウィングを取り付けたり、風向きを自動で調整できる人感センサーなどの機能があれば、直接風が当たることを防げますので、寒すぎる・暑すぎるといったトラブルを回避しやすくなります。

室内は、シャンプー台やドライヤーを使用するため室内温度が上昇するだけでなく、湿度も上昇するため、体感温度や室内温度を保ちにくくなります。そのため、店内に設置する業務用エアコンの出力は少し大きめで、除湿も合わせて行える業務用エアコンを選定しましょう。

エアコンの形状は、天井カセット形4方向を導入している美容院・美容室が多い傾向です。

定番の白以外にも、メーカーによって、パネル部分の色をオプションで変更できるため、内装に合わせた色にすることができます。

商業施設・アミューズメント施設

商業施設やアミューズメント施設は1日に不特定多数のお客様が出入りします。

お客様の出入りが多い分、それだけ空調効率は悪くなるため、店内の室温を保てるような出力の大きいエアコンが必要になります。

また、人が多く集まる場所では空気がこもりやすく、二酸化炭素濃度が高まりお客様の体調に影響を及ぼしてしまう可能性があります。

施設内の室内機の設置数が多い場合は、室内機を個別運転でき、形状・能力を自由に選ぶことができるビル用マルチエアコンがおすすめです。

病院での業務用エアコンの選定方法

体調の優れない方や免疫が低下している高齢者や児童が多く利用される場所のため、清潔な環境作りと、適切な換気量の確保が重要になります。

そのため、院内の広さを考慮し十分に出力が足りる業務用エアコンと空気洗浄ユニット、院内を換気してくれる高機能換気設備(全熱交換器)の設置が良いでしょう。待合室や診察室などでは、直接風が当たらないようエアーウィング、人感センサーなどで風向きを調整することで、快適な空間を提供することができます。

室内環境と換気

室内環境と換気

エアコンは室内の空気を循環させ、冷やしたり暖めたりすることはできますが、一部の機種を除いて、多くのエアコンは換気をすることができません。

エアコンを買い替える、新たに購入する際は、同時に換気についても考えておきましょう。

換気循環の悪い環境

空気循環の悪い環境とは、簡潔に言うと換気がしにくい環境を指します。換気がしにくい環境ですと、人間にさまざまな悪影響を与えます。

人間に与える悪影響については以下の記事で詳しく解説しています。

換気が必要な理由!”給気と排気のバランス”について

風邪やインフルエンザウイルスへの感染を防ぐためには、こまめに換気をすることが重要ですが、換気を行えば外気を取り入れることになるため、室温を保つ事ができません。夏場だと室温が上がり、冬場だと室温が下がるので空調効率が悪くなり、エアコンに負荷がかかります。

特に冬の寒い時期は長時間、窓を開けて換気することは難しいでしょう。

しかし、そのようなときに活躍してくれるのが、熱交換器が搭載された「高機能換気設備」です。

換気扇は室内の空気をそのまま外に逃がす設備ですが、

熱交換器が搭載された高機能換気設備(全熱交換器)は、取り入れる空気と排出する空気の熱を交換することで、室温を保ったまま換気ができます。

窓を閉め切った状態や換気循環が悪い環境でも換気ができるため、エアコンへの負荷も軽減されます。

空気がよどみやすい場所や、においがこもりやすい場所には「高機能換気設備」の導入がおすすめです。

高機能換気設備についての詳しい説明はこちら

”高機能換気設備”を導入したい!その効果や能力とは?

オフィスや店舗などの空気か滞留すると臭いが籠るだけでなく、室内の空気も淀みスタッフや来客者も呼吸がしにくく不快に感じることになります。 快適に室内で過ごすためには適切な換気が欠かせないため、汚れた空気…

実績の紹介

実績の紹介

オーソリティー空調では、さまざまな業務用エアコンの設置工事を行っております。施工実績は随時更新しておりますので、ぜひご覧ください。

施工実績①

 

施工実績②

 

施工実績③

 

その他の当社事例は以下のページからご覧いただけます。

 

施工実績一覧

まとめ

見た目はもちろんのこと、性能や機能を比較することも業務用エアコンを選ぶ上では重要です。

店舗やオフィスにどのようなエアコンが適している?等のお悩みがございましたら、ぜひオーソリティー空調にお問い合わせください。

 

▼あわせて読みたい

各業種に適した業務用エアコンの性能を解説

業務用エアコンは家庭用に比べて出力が大きく、形状も壁掛形以外に、天井に埋め込むタイプや吊り下げるタイプなどさまざまです。 そのため、オフィス・店舗などの設置場所に合った業務用エアコンを選定する必要があ…

飲食店に適した業務用エアコンとは

設置する場所によっても、最適な業務用エアコンの種類は異なります。 飲食店に業務用エアコンを設置する場合には、飲食に適した環境を作ることができるエアコンを選ぶ必要がありますが、最適なエアコンを探すために…

換気設備を解説!「高機能換気」と「通常換気」の違いとは?

住宅や店舗など、室内で快適に過ごすには正しい換気が必要不可欠です。 ですが、間違った知識や方法のために十分換気ができておらず、汚れた空気が室内に溜まったままになっている施設や店舗も少なくありません。 …

業務用エアコンの取り付け業者の選び方

業務用エアコンは、冷暖房能力や電源の取り方など家庭用とはさまざまな面で違いがあります。そのため、誰でも取り付けられるわけではありません。 また、家庭用エアコンよりも取り付け時の費用が大きくなるため、見…