最近は、オフィスにもデザイン性を求める企業が増えてきましたが、デザインされた素敵なオフィスは働く人にとっても気分がいいものです。
 

この記事ではオフィスへの導入が増えている、スケルトン天井について解説していきます。

スケルトン天井とは何か

スケルトン天井とは、天井パネルや仕切りを取り外したむき出しになっている天井のことです。

通常は隠れている空調用の配管や、電気の配線などが見えている状態を指します。
 

天井パネルを取り除くことにより開放的な空間になるため、オシャレなカフェなどでは数多く採用されています。

スケルトン天井は近年急速に普及しているデザインです。
 

スケルトン天井をオフィスで導入するメリット

スケルトン天井は、カフェや飲食店などで人気のデザインです。

では、オフィスで導入するメリットは、どのようなものがあるのでしょうか？

• ・開放感を演出できる
• ・デザインの幅が広がる
• ・オシャレな雰囲気になる
• ・スタッフのストレスが軽減できる

 
それぞれのメリットについて、説明していきます。
 

開放感を演出できる

スケルトン天井にすることで、窮屈な印象がなくなります。

天井パネルを取り外すと、天井が80cm〜100cm前後高くなりますので、開放感のある広い空間の演出が可能です。

今まで閉塞感があった頭上も、広々とした雰囲気を感じるようになるでしょう。
 

デザインの幅が広がる

スケルトン天井は、オフィスのデザインをさまざまな形に変更できます。

今まで取り付けられなかった照明やインテリアなど、設置できるものの幅が広がり、イメージしていた空間の実現も可能です。

またスケルトン天井は、壁や床のデザインを引き立たせる役目もあり、天井のみならずオフィス全体のデザインの幅が広がるのも、メリットの1つです。
 

オシャレな雰囲気になる

オシャレなカフェや飲食店がスケルトン天井を採用していることも多いですが、オフィスに導入することで、カフェのようなオシャレな雰囲気を演出できます。
 

スタッフのストレスが軽減できる

今の時代さまざまな働き方がありますが、出社の場合長時間をオフィスで過ごすことになります。

そのため、開放感ある空間はストレス軽減やモチベーションの向上などが期待できます。

また開放感のある場所は、創造力が高まるといわれています。

新たな提案も期待でき、スタッフのストレス軽減以上の効果も期待できるでしょう。
 

オフィスの天井をスケルトンにするデメリットは？

天井をスケルトンにしたオフィスにはさまざまなメリットがありますが、当然デメリットも存在します。

• ・空調効率が低下する
• ・照明効率が下がる
• ・トータルコストがかさむ
• ・スケルトン天井にできない物件も多い

 
以上が、オフィスの天井をスケルトンにすることによるデメリットです。

 

空調効率が低下する

天井パネルを取り払うことで、天井のスペースが広くなり、オフィス全体の体積が増えるため、空調効率が下がってしまいます。

そして、空調効率が悪くなることによって、電気代の増加につながってしまう可能性もあります。
 

照明効率が下がる

天井が高くなるということは、照明との距離も広がるということになります。

スケルトン天井にするならば、照明数を増やしたり、LED電球などの明るい照明に変更することをおすすめします。
 

トータルコストがかさむ

スケルトン天井にするには、業者に依頼して作業を行うのが一般的です。

工事費が発生することにより、トータルコストがかさみます。

また賃貸しているオフィスでは、退去時に初期状態に戻すという原状回復義務があるため、自社物件の時よりも、さらにコストがかさむ場合もあります。
 

スケルトン天井にできない物件も多い

オフィスの中には、スケルトン天井にしようと思ってもできない物件があります。

これは建築基準法や消防法の違反になる、または契約で禁止されているなどがあります。

賃貸物件でスケルトン天井を検討する際は、管理会社・オーナーに一度相談しましょう。
 

オフィスでスケルトン天井を導入する注意点

オフィスでスケルトン天井を導入するにあたっては、どのような注意点があるのでしょうか。

• ・自社ビルの改装のケース
• ・賃貸ビルの改装のケース

 
この2つのケースについて説明いたします。
 

自社ビルの改装のケース

自社ビルをスケルトン天井にする場合は、通常の改装程度の時間がかかります。

長期間にわたり業務がストップする可能性がありますので、工事の実施時期についてあらかじめシミュレーションしておくのがいいかもしれません。
 

賃貸ビルを改装するケース

賃貸ビルは、退去時に原状回復義務があります。

これにより天井復旧のための追加工事が発生するため、自社ビルのケースより約2倍の時間がかかると言われています。
 

オフィスでスケルトン天井をあとから導入する方法

実際にスケルトン天井を導入する場合、どのようにすれば良いのでしょうか？

• ・自社ビルの改装
• ・賃貸オフィスの改装

 

自社ビルの改装

自社ビルにスケルトン天井を導入する場合は、特別な許可は必要ありません。

建築基準法や消防法を事前に調べ、問題なければ導入可能です。
 

賃貸オフィスの改装

賃貸オフィスにスケルトン天井を導入する場合は、オーナーの許可が必要ですので、工事前に必ず許可を取らなければいけません。
 

まとめ

 
スケルトン天井は、他とは違う独特の雰囲気を演出してくれるデザインで、見た目の開放感のみならず、スタッフの気持ちも開放的にさせてくれます。

スケルトン天井のメリット・デメリットを把握し、オシャレで機能的なオフィス空間を演出しましょう。
 

オーソリティー空調では、オフィス内の空調工事を行っています。

一般的な白いパネルだけではなく、デザインパネルやブラックパネルといった商品もございますので、内装工事にあわせて、空調機の入れ替えなどをご検討の方はぜひご相談ください！

 

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