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業務用エアコンの取付・入替業者選ぶ6つのポイント!失敗や後悔しない業者選びを解説
2024.05.02 空調機器導入ノウハウ
- 業務用エアコン業者の選び方について
- 業務用エアコン業者の探し方について
- 業務用エアコン設置のお見積書の見方について
業務用エアコンが故障したり、新しくエアコンを入替える場合、専門知識がないと自分で対応することはできません。
また家庭用エアコンの場合でも同様に誰でも取り付けられるわけではないため、エアコンの入替工事をする場合はエアコンの専門業者へ依頼する方が良いでしょう。
専門業者へ依頼する場合は当然、費用がかかりますので提出される見積書が適性価格かどうかを見極めることも重要となってきます。
この記事では、業務用エアコンの取り付け業者を選ぶ際のポイント、お見積書の項目や見方などなどさまざまな観点から解説していきます。
目次
業務用エアコンの取り付け業者を選ぶ4つのポイント
業務用エアコンの設置業者を選ぶ際、初めて依頼先を見つける場合はどこに依頼したら良いのかわからない方も多いかもしれません。
最初から提携先や依頼業者が決まっている場合は特に問題ありませんが、初めて依頼する方にとっては業者の選びは失敗したくないでしょう。
業務用エアコンの入替・設置業者の選定方法のポイントは
- 対応エリア
- 会社規模と創立年数
- 業務用エアコン設置の施工実績数
- 取付工事などに必要な資格の明記
- スタッフの対応
- 業者のスピード感
以下に詳しく解説します。
設置工事の対応エリア
まずは基本中の基本として、対応エリアを確認しましょう。
依頼する業者によっては関東圏のみの対応や主要都市部のみ対応している業者も多々ありますので、まずは自分の住んでいる地域に近い場所から探すようにしましょう。
また、遠方の業者が対応してくれた場合でも、遠方の業者だと故障や不具合が発生した際に迅速に対応できない可能性があります。
工事後のトラブルが起こった場合のことも考慮し、取り付け業者はできるだけ近くで選ぶことが大切です。
会社規模と創業年数
会社の規模と創業年数を調べることも重要です。
会社の規模や創業年数を調べることで、その会社の沿革や特徴を確認することができます。
業者のことを知ることで、依頼する際の大きな判断材料になりますので、よく確認するようにしましょう。
業務用エアコン設置の施工実績数
業務用エアコン設置業者の公式サイトに施工実績が掲載されていることがありますので確認してみましょう。
施工実績ページを確認することで『これまでどのような設置工事を対応していたのか』『どのような規模の工事が多いのか』『どの業種の施工工事が多いのか』など多くのことを確認することができます。
自分と同じ工事規模や業種などがあれば、その施工実績をよく確認しておきましょう。
相談する際に施工実績を基に工事期間やおおまかな予算を伺うことができます。
取付工事などに必要な資格の明記
エアコンの工事規模や内容にもよりますが、取付工事に必要な資格がいくつもありますので、どのような資格を所有しているかを確認することも重要です。
仮に依頼する工事に資格が不要であったとしても、どのような資格を保有しているかを確認することで、しっかり対応してくれるかどうかの安心感や依頼するかについての判断材料にもなります。
空調工事や給排水工事、ダクト工事、衛生設備などに関わる配管工事を行う業者は、国土交通省大臣または都道府県知事の「管工事業の建設業許可」が必要です。
ただし、1件の工事費用が500万円に満たないなど軽微な工事については「管工事業の一般建設業許可」がなくても対応が可能とされています。
簡単な工事であっても、会社の信頼性を確認しておく意味でも『資格』『許可』の有無を確認しておくと良いでしょう。
スタッフの対応
相談する際に電話やメールで問い合わせますが、スタッフの対応は重要な選定ポイントです。
メールでの文面や電話での対応でその会社の印象となりますので、丁寧に対応してくれる業者なのかも確認しておきましょう。
業者のスピード感
お見積書の作成依頼や折り返しの対応が迅速に対応されるかも重要です。
依頼してからスピード感を持って対応してくれるかは非常に大切なポイントとなりますので、スピード感を持って対応しているかを注意して確認しておきましょう。
業務用エアコン設置業者の選定は下調べが重要
業務用エアコンの設置工事を依頼する業者選びは下調べをしっかりしておくことで、業者選びで失敗する可能性を下げることができます。
もちろん上記の6つのポイント以外でも選定するポイントはいくつもありますが、安心感を基準に業者を選定するようにしましょう。
業務用エアコンの設置業者の選定に失敗してしまうと
業務用エアコンの設置業者選びを失敗してしまうと、さまざまな弊害が発生します。
それは、
- 無駄な費用の発生
- エネルギー効率の低下による電気代の高騰
- 故障や修理などのメンテナンス回数の増加
これらの弊害が発生します。
具体的にどうなってしまうのか、以下で解説します。
無駄な費用の発生
業者選びを失敗してしまうと、業務用エアコンのお見積書で本来必要ない工事項目が記載されていたり、初期費用と記載されているだけで内訳が不透明で何に対して費用が発生しているのかわかりにくいケースがあります。
また、お見積書の内容に問題はなくても実際に対応した工事の品質が低く、適切でない方法で工事が進められることがあるようです。
その場合、何かしらの欠陥により故障や破損の原因になってしまい、初期費用そもそもが無駄になる可能性があります。
エネルギー効率の低下による電気代の高騰
業務用エアコンが正しく設置されていない場合、本来の性能を発揮できずエネルギー効率が低下し、運用にかかるコストが増加する可能性があります。
エアコンの入替工事の場合はそこまで起こる可能性は高くありませんが、新しく業務用エアコンを新設する場合だと天井などへダクトの設置が必要になります。
そのダクトの設置が粗末であったり、適切な方法ではない場合、業務用エアコンのエネルギー効率が低下し、本来の性能を発揮できない上に、稼働効率が低下することで余計なエネルギーを消費してしまう可能性を高めます。
故障や修理などのメンテナンス回数の増加
業務用エアコンの設置工事の品質が悪いと、エアコン本体の寿命が短くなり、頻繁に故障することが考えられます。
これにより、定期的なメンテナンスや修理が必要になり、業務の中断やコストの増加を引き起こします。
工事費用が安くても安心できない!業者選びは価格も注意が必要
業務用エアコンの取付工事、入替工事で業者から提出されるお見積書の金額にも注意が必要です。
工事費用はある程度まとまった金額になりやすく、決して安い金額ではありません。
ですが、どの業界も同じですが安ければ良いというわけではなく、安いには安いなりの理由があります。
費用が安い業者で注意が必要な理由
取り付けにかかる費用はできるだけ抑えたいところですが、だからといって工事費用が安ければいいというわけではありません。
「工事費の安い業者を選んだが、工事が手抜きになっていた。」なんてことのならないよう気をつけたいです。
費用が異常に高い業者も注意が必要ですが、費用が安過ぎる業者へもすぐに飛び付かずに、まずはその理由をしっかりと聞いてみてもいいかもしれません。
見積書を提出されたら、業務用エアコンの価格と設置工事にかかる費用は適正かどうか、わかりやすいように内訳が書かれているかどうか確認しましょう。
そしてトラブルを回避するためにも、口頭ではなく必ず書面でもらうことが重要です。
アフターサポートについても確認しておこう
業務用エアコンは使用頻度が高くなりがち
業種や営業時間にもよりますが、業務用エアコンは家庭用エアコンに比べると稼働時間が多くなりがちです。特に夏の間は気温が急上昇する地域が多く、フル稼働することも多いでしょう。
もちろん、新しいエアコンなら耐久性が見込めますが、使用頻度や環境次第では突然不具合が出ることもあります。そのため、定期的なメンテナンスや不具合が起こったときの備えはどうしても必要です。
業務用エアコンを設置してもらうときは、アフターサポートについても確認しておくことが大切です。取り付けただけで、その後の修理やメンテナンスに応じられない業者は、なるべく避けた方がトラブル回避につながるかもしれません。
アフターサポートに対応していないと、いざ故障したときに新たな業者を探さなければなりません。そうなれば時間もかかりますし、場合によっては修理費用が高くつくこともあります。
取り付け業者は長く付き合えることもポイント
いつでも安心してアフターサポートを受けるには、業者自体が安定した経営を行っていることも大切な選定ポイントです。
エアコンの機能を気にすることも大切ですが、アフターサポートも含めて長く付き合えるかどうかも取り付け業者の選定基準です。
業務用エアコンの取り付け業者は慎重に選ぼう
業務用エアコンは、家庭用エアコンに比べて設置に費用がかかりがちです。取り付け業者を選ぶときは、必要な資格や許可、費用、アフターサポートなどさまざまな面から判断すると失敗を防げます。
メンテナンスを考えれば、できるだけ近くの業者を選ぶこともポイントです。業務用エアコンの新規設置や交換の際は、慎重に取り付け業者を選びましょう。
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