みなさまこんにちは。

今回カレンダーの制作を担当したふじです。

好きなジョアはストロベリー味。よろしくお願いします。

こだわったのはカレンダー全体の持つ「雰囲気」です。

会社パンフレットに合わせてシンプルでキレイに見えるデザインに仕上げました。

その中でも、オーソリティー空調の雰囲気を持った”新しい年”として、デザインした2021を大きく配置しています。

また、オリジナルデザインで会社のモノを作ろうとするとやってしまいがちな、情報を詰め込みすぎてしまうということにも気を配りました。

詰め込みの結果として営業色が強くなり、使用者に必要ないもの、今回では”カレンダーに必要のない情報”が悪目立ちしてしまいます。

そうなると会社が配るカレンダーで1番怖いのが、社名の入った部分だけを切り取られて、社名無しの状態にされてから使われるということです。

で、あれば

使いやすくてオシャレな、しかもハッとさせられるような偉人たちの一言がさらりと書いてある便利カレンダーに、「全体の雰囲気」としてオーソリティー空調の会社イメージを感じてもらおうと考えました。

まず、空調会社としてのイメージってなんだ？と考えたときに”空気と水”、そしてそれに付随する”自然や生活”がありました。

そこからは連想ゲームです。

オーソリティー空調がサービスを行っているのは、美しい四季の風景が見られる日本。

だったらその四季の空気感がわかる日本の風景写真とオーソリティー空調の色を掛け合わせよう。となりました。

ですので、一見すると「海外かな？」と思うような写真に見えるものもありますが、全て日本の風景なんです。

ただ、写真を選ぶ際には苦労もしました。

いくら綺麗な写真があっても雰囲気がそぐわなかったり、限られた大きさに収まらなかったり、いざ月の数字や文字を載せてみると異物感が出てしまったり。

たった12枚の写真ですが、されど12枚という感じで・・・
寝ても覚めても写真のことを考えていた期間がありましたね。

ですから、選定条件の全てを満たした写真が現れた瞬間は喜びもひとしおでした。

月並みな表現ですが、パズルのピースがカチッとはまったような感覚なんです。

その度に立ち上がって喜びたかったのですが、さすがに白い目で見られてしまうので、すごい我慢していました。

僕は長男だから我慢できたんだと思います。

全ての月に愛着はありますが、その中でも１番のお気に入りは7月です。

そんな7月の中でも、中央上部に配置してある「 7 」の納まりかたがシビレます。

7という数字にある横ラインと、中央の建物の横ラインが見事に並行です。

これは、７のために生まれた建物と言ってもいいでしょう。

また、自分で選んでおいてなんですが、書かれてるナポレオンの言葉が思いのほかグッときたことも7月がお気に入りの理由です。

今の自分にピンポイントで刺さったのが、このナポレオンの言葉です。

「じっくり考えろ。しかし、行動する時が来たなら、考えるのをやめて、進め。」

僕は基本的に石橋を叩くネガティブ思考なので、最悪なパターンや、思いつくいくつかのパターンを想定してから行動に移すようにしています。

でも、ナポレオンのこの言葉を目にしたとき「確かに！」と思ったんです。

当たり前のことですが、考えているだけではスタートラインに立とうか迷っているだけなんですよね。

だからと言って「考えるより先に行動しろ」とは言っておらず、ナポレオンはむしろ「じっくり考えろ」なんて言っています。

詰まる所、思考と行動のバランスを取りなさいということだと思いました。

段取り八分で仕事二分という言葉があるように、事前準備はとても大事です。

ですが、その準備が十分だと判断をするのは誰でもない、自分なんですよね。

こと仕事になると、悠長に考え込んでいる時間がないことも多いので、思考のバランスに関しても今までやってきた自分を信じるしかないのですが、これも一種の自己承認として精神的な成長につながっているような気がします。

今後は思考と行動のバランスを見極めて、工事を行う会社のイメージを「良い意味で覆す会社」として、オーソリティー空調が知られるようにしたいですね。

そこでまずみなさまには、カレンダーからオーソリティー空調の清潔・誠実な雰囲気を感じ取っていただけたらと思います！