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業務用エアコンの取付工事、配管工事はオーソリティー空調にお任せください
2022.05.27 空調機器導入ノウハウ
店舗やオフィスにとって業務用エアコンは年間を通して室内を快適に保つために欠かせない存在です。
ただ、業務用エアコンの取付方法は家庭用エアコンとは異なり、設置箇所や状況によっては大掛かりな工事が必要なケースもあります。
この記事では業務用エアコンの導入や入れ替えを検討されている方向けに、取付工事のポイントついて紹介していきます。
目次
業務用エアコンの基礎知識
業務用エアコンを導入する前に、家庭用エアコンとの違いを簡単に確認していきます。
業務用エアコンと家庭用エアコンの違い
業務用エアコンと家庭用エアコンの大きな違いは冷暖房能力のラインアップです。
家庭用エアコンよりも業務用エアコンの方が大きい能力までラインアップがあります。
また、電源の取り方や電気代の計算方法も異なります。
家庭用エアコンは1台の室内機につき1台の室外機であることが多いですが、業務用エアコンは、1台の室外機に複数の室内機が設置できるタイプのものもあります。
業務用エアコンはパッケージエアコン、家庭用エアコンはルームエアコンとも呼ばれます。
最も大きな違いは能力のラインアップなので、マンションの一室のような広さのオフィスであれば、家庭用エアコンでまかなえることもあります。
業務用エアコンには「店舗オフィス用パッケージエアコン」「ビル用マルチエアコン」「設備用パッケージエアコン」の3種類があります。
「店舗オフィス用パッケージエアコン」は事務所や飲食店などの小規模から中規模の店舗で使用されることが多く、1台の室外機に対して1~4台の室内機がつなげられます。
パッケージエアコンは1つのリモコンで、複数台の室内機を同時に動かすことができます。
一方でショッピングモールやビルのような大規模施設で使われるのが「ビル用マルチエアコン」です。
ビル用マルチエアコンも同様に、1台の室外機に対し複数の室内機をつなげられ、室内機ごとに個別運転をすることができます。
業務用エアコンの容量・馬力とは
業務用エアコンは部屋の広さではなく、馬力で選びます。業務用エアコンのスペックは2.8kWで1馬力と表されます。
業務用エアコンが「〇畳用」という表記でないのは、同じ広さでも建物の造りや業務形態によって選ぶべき能力が異なるからです。
たとえば部屋の用途により室内にいる人数が変わり、換気量も異なる為、エアコンの能力も変わってきます。
また、飲食店のように調理を行うことで熱が発生する場所では、同じ広さのオフィスで使うよりも能力の大きいものが必要になります。
そのため部屋の広さだけでは、適切なエアコンを選ぶことは難しいです。
一応の目安としては10坪で3馬力が目安とされており、これは10坪の広さの部屋に対しては3馬力の出力のエアコンがあれば、対応はできるだろうという目安です。
ちなみに1坪は2畳と同じ広さで、3.3㎡になります。
業務用エアコンに1馬力のものは基本的にありませんが「1馬力のエアコンで、3.3坪=6.6畳=10.89㎡が対応可能」となります。
業務用エアコンの空調負荷
業務用エアコンの容量や馬力を選定する際には、空調負荷について考慮する必要があります。
空調負荷とはエアコンが冷暖房を稼動し室内の熱を取り除いたり、熱を補ったりするために必要な熱量のことをいいます。
冷房のために必要な熱量を冷房負荷、暖房のために必要な熱量を暖房負荷といいます。
冷房負荷を左右する要素には窓や扉から入ってくる外気、窓ガラス越しに伝わる太陽熱、人や厨房から発生する熱などがあり、暖房負荷には壁や床を通して失われていく熱などが関係してきます。
耐用年数とエアコンの寿命
出力が大きい業務用エアコンは、家庭用エアコンに比べて費用が高額になりがちです。そのため、エアコンの寿命がどの程度持つのか気になる方も多いのではないでしょうか。
エアコンの寿命を考える際に「耐用年数」という言葉をイメージしますが、実は耐用年数とはエアコンの平均的な寿命を示したものではなく、機械や設備といった減価償却資産の法定上の使用可能な見積り期間のことをいいます。
事業に必要なものは会社として経費にできますが、高額なものは一度に経費にすることができません。
製品によって何年間に分けて分割して経費計上できるかが決まっています。
この仕組みが減価償却です。
つまり耐用年数は「何年に分けて経費計上するか」を示すというだけですので、寿命とはイコールではありません。
エアコンの場合、ダクトがないものは家庭用とみなされ耐用年数は6年と短く、ダクトがあるものは出力が22kW以下であれば耐用年数が13年、22KWより大きければ耐用年数は15年となっています。
基本的にエアコンは10〜15年は持つとされていますが、省エネ機能や節電性能は年々向上しています。そのため10年を周期に買い替えるのが目安です。
業務・用途・広さから算出して適合するエアコンを選ぶ
エアコン選びには業務・用途・広さの3つ要素で考える必要があります。
服飾、貴金属、日用雑貨品などを販売されている「一般商店」、お客様が長時間椅子に座ることを配慮した上でエアコンを選ぶ必要がある「理美容院」、調理によって熱が発生する「飲食店舗」、デスクワークが主体の「一般事務所」の4パターンにおいて、広さごとのエアコン容量の目安を紹介します。
一般商店のエアコンを選ぶ場合
理美容院のエアコンを選ぶ場合
飲食店舗のエアコンを選ぶ場合
一般事務所のエアコンを選ぶ場合
参考サイト:業務用エアコンの馬力(能力)を選ぶ目安 とは?
業務用エアコンの取付業者の選び方
業務用エアコンの場合、家庭用エアコンを家電量販店で購入するときのように工事費が込みの料金というものは基本的にありません。
そのため、取り付け業者も自身で選ぶ必要があります。
業務用エアコンの取付工事は購入店に依頼する
業務用エアコンの購入店舗に取り付け工事も一緒に依頼をすることが一般的です。
購入店舗に取り付け工事も依頼することのメリットは、責任の所在が明確になることです。
エアコンの購入と取り付け工事を別の業者にすると、設置後の動作不良に対してどこに問題があったのかをつきとめるのに時間がかかりますし、業者同士の確認で膨大な時間が掛かってしまうこともあります。
購入店舗と取付業者を同じにすれば、アクシデントが発生しても窓口が1つなのでスムーズな対応が期待できます。
エアコンの購入時には、取付工事も一緒にできるのか確認しておきましょう。
業者によっては業務用エアコンの販売だけで、取付工事は受け付けていない場合もあるので注意してください。
オーソリティ空調が運営するReAirでは業務用エアコンの販売から取付工事までをワンストップで対応することができ、「特定建設業許可」を取得している大規模の工事も対応が可能です。
取付工事の実績を確認する
業者を選定する際に、実際の施工事例を見ておくのもおすすめです。
当社では、取り付け事例を公開しております。
取付工事依頼の前に現場調査とお見積もりを!
業務用エアコンの取付工事は、家庭用エアコンと比べ複雑で専門性の高いものです。
また、取付費用は現場の状況や設置箇所によって変動します。
ですので、工事の前に必ず現地調査が必要となります。
業務用エアコンの取付工事は当社にお任せ!
業務用エアコン選びにあたってはさまざまな要素を考慮しなくてはなりません。
オーソリティ空調は、業務用エアコンの販売から取り付け工事までワンストップで対応可能です。
現場調査は無料で行っておりますので、現場の状況に合わせて最適な空間をご提供させていただきます。
換気設備の設置から、最適な空気をつくる最新設備の施工プランご提案まで、空調のトータルコーディネートができるオーソリティー空調にお任せください。
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