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空調業界ではあたりまえ!空調業界でよく使われる専門用語をまとめてみました。

2022.04.04 空調機器導入ノウハウ

これは覚えたい!空調設備業界の専門用語:基本編

空調業界にはたくさんの専門用語があります。知識がなければ「何のことなのか意味がわからない」用語もあるかもしれませんが、基本を押さえておけば、施工業者からの説明がぐっと理解しやすくなります。店舗やオフィスのオーナーとして、知っておいて損はない空調の基本用語をジャンル別に紹介します。

空調業界専門用語:設備編(機械の種類)

空調業界専門用語:設備編

空調における設備とは、主に「機械」を指します。まずはエアコンのタイプやシステムの分類を整理しましょう。

用語 解説
空調設備 「空気調和設備」の略。温度調節だけでなく、換気・加湿・除湿・空気清浄などを行う設備全体の総称です。
ルームエアコン 住宅の壁に掛ける一般的な家庭用タイプ。
業務用エアコン オフィスや店舗用。出力が大きく、天井埋込型や天井吊型など種類が豊富です。
セパレートタイプ 室外機1台に対して、室内機が1台のペア構成。
マルチタイプ 室外機1台に対して、複数の室内機を接続できる構成。

特に重要なシステムの違い

パッケージエアコン(店舗・オフィス用マルチ)

室外機1台に対して複数の室内機を接続できますが、すべての室内機を同じ設定で一斉に運転・停止させる仕組みです(同時運転マルチ)。小規模な店舗や、一室に複数の室内機がある空間に向いています。

ビルマルチ(ビル用マルチエアコン)

1台の室外機に多数の室内機をつなぎ、部屋ごとに「冷房」「暖房」「停止」を個別に切り替えられるシステムです。出力の異なる室内機も混在できるため、大規模なオフィスビルに最適です。

ファンコイルユニット(FCU)

エアコンと違い、「水(冷水・温水)」を配管に循環させて温度調整を行う機器です。セントラル空調(中央管理方式)を導入している大型病院やホテルなどでよく見られます。

空調業界専門用語:機能編(仕組み)

空調業界専門用語:機能編

どのように温度をコントロールしているか、代表的な仕組みを解説します。

  • 個別空調方式:部屋ごとに設置したリモコンで、利用者が自由に温度設定を変更できる方式です。
  • ヒートポンプ方式:現在のエアコンの主流。少ない電気エネルギーで空気中の熱を「汲み上げ」、移動させることで効率よく冷暖房を行う技術です。
  • 熱交換器:室内機の中にある、アルミフィン状の部品。ここを通る空気が冷やされたり温められたりします。汚れが溜まると効率が激減する、エアコンの心臓部です。

空調業界専門用語:施工・工事編

空調業界専門用語:施工工事対応編

見積書や工事説明でよく登場する、実務的な用語です。

真空引き(しんくうびき)
配管内の空気や水分を除去し、真空にする作業。これを行わないと、残った水分が凍って故障したり、効きが悪くなったりします。
ポンプダウン
移設や撤去の際、配管内のガスを室外機へ回収する作業。フロンガスの放出を防ぐための法律上の必須工程です。
ラッキング
屋外の配管を断熱材で覆い、アルミやステンレス板などで巻いて仕上げること。配管の見た目を整えるだけでなく、直射日光や雨風による劣化を強力に防ぎます。
コア抜き(こあぬき)
配管を通すために、壁や床に丸い穴を開ける作業のこと。建物の構造に関わるため、慎重な事前確認が必要です。

まとめ:用語を知れば見積もりや打ち合わせが円滑に

空調設備の世界には独特な呼び方が多いですが、その意味を知っておくだけで、業者との交渉がスムーズになり、「本当に必要な工事なのか」「自分たちの建物に合った設備なのか」を適切に判断できるようになります。

特に「パッケージエアコン」と「ビルマルチ」の違いや、「真空引き」の重要性は、コストや将来の故障リスクに直結する重要な知識です。ぜひ本記事を参考に、快適なオフィス環境作りにお役立てください。


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