NEWS
秋は乾燥しやすい季節!エアコンを上手に使って乾燥対策を!
2022.10.28 空調機器活用ノウハウ
秋は気温とともに湿度も下がり乾燥する季節です。
今回の記事では、今の時期から本格的に迎える冬に向けて、上手にエアコンを使う方法について紹介していきます。
目次
これからは乾燥の季節
すでに乾燥が気になる季節ですが、秋から冬にかけて湿度は低くなっていきます。
特に10月は気温も湿度も急に下がるため、体調を崩しやすいです。
寒い日に乾燥を感じやすくなるのは、気温が低いと空気中に存在できる水分量が少ないためです。
そのため、同じ湿度でも冬の方がより乾燥しやすくなります。
乾燥によるトラブル
空気が乾燥すると肌のうるおいが失われ、人のバリア機能が低下します。
バリア機能が低下すると紫外線のダメージも受けやすくなります。
紫外線の量は夏に比べると秋の方が少ないですが、紫外線の「強さ」にはそれほど違いがありません。
そのため、夏よりも乾燥しやすい秋の方が、紫外線対策は重要だと言えます。
シミやそばかすといった肌トラブルを避けるためにも、紫外線対策に加えて乾燥対策も意識することをおすすめします。
また、空気が乾燥する時期は、ウイルスの動きが活発になります。
バリア機能の低下とウイルスの活発化により、風邪やインフルエンザにかかりやすくなってしまいます。
さらに、肌が乾燥することによりかゆくなったり、ドライアイになったりといった悪影響が出てきますので、健康のためにも乾燥対策を行うことをおすすめします。
◆参考サイト:メディプラス乾燥予防研究所
◆参考サイト:全薬工業株式会社
エアコンを稼働しながら乾燥を防ぐ方法
暖房運転は、室内の水分量は変わりませんが、室温が上がり、結果として湿度が下がるため、秋や冬にエアコンを使用する際には、室内が乾燥しすぎないよう注意が必要です。
コップにお水やお湯を入れる
コップの中に水やお湯を入れておくと、少しずつ蒸発し、周りの空気は加湿されるため、乾燥対策になります。
水よりもお湯の方が加湿スピードは速いですが、どちらも部屋全体を加湿できるほどの効果はないので、デスク周りなど自分の近くに置くのがおすすめです。
こまめに水分補給する
肌が乾燥するかどうかは、室内の湿度だけでなく、体の中の水分量も関わってきます。
乾燥しやすい季節は、積極的に水分補給をして、体の中から潤わせることも意識するとよいでしょう。
◆参考サイト:大塚製薬
今回紹介したもの以外にも、室内の湿度を保つ方法として、加湿器を利用する、洗濯物を室内干しするなども効果的です。
加湿機能付きの高機能換気設備やオプションで加湿器を設置する
広いオフィスで加湿を行う場合は、加湿効果の高い加湿器の設置が有効的です。
オフィスで加湿器を設置する場所が確保できないといった場合には、業務用エアコンに後付けで設置できるタイプの加湿器や、空調負荷軽減の効果も期待できる、加湿機能付きの高機能換気設備の設置がおすすめです。
業務用エアコンに後付けできる加湿器はメーカーや機種が限定されていますが、天井から加湿すれば効率的に部屋全体を加湿できます。
過去の記事で、加湿の種類やメリットについて紹介しておりますので、ぜひご覧ください!
▼過去の紹介記事はこちら! 業務用エアコンでできる加湿の方法とは? 冬は乾燥する季節であり、手や足、顔などに塗る保湿クリームが活躍する時期でもあります。 乾燥してしまう原因は暖房を利用する際に空気が乾燥してしまうことにあり、暖房の効いた暖かい部屋で過ごす私たちの身体も…
高機能換気設備は、窓を開けることなく外気の取り入れや室内の汚れた空気の排出ができるもので、風邪やインフルエンザ対策、室内の空気環境向上のためにもおすすめです。
また、家庭で使用するルームエアコンにも、加湿機能がついているものがあります。
ダイキンのRシリーズ「うるさらX」やMシリーズ「うるさらmini」では、外の空気中の水分をエアコンが取り込み、無給水で室内の加湿が可能で、換気機能も搭載されています。
うるさらXでは給気と排気を切り替えて行い、冷暖房運転と同時に稼働させることが可能です。
Mシリーズでは、外気を取り込む給気のみが可能となっています。
まとめ
湿度が下がると肌トラブルや健康に影響が出やすくなります。
エアコンを使いながらも、しっかりと乾燥対策ができる方法を、ぜひ試してみてください。
オーソリティー空調では、空調以外にも、今回ご紹介した加湿機能付き換気設備などの設置工事を承っております。
ぜひ気になった方はお気軽にお問い合わせください。
換気設備の設置から、最適な空気をつくる最新設備の施工プランご提案まで、空調のトータルコーディネートができるオーソリティー空調にお任せください。
▼あわせて読みたい