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業務用エアコンの入替と取付工事について解説

2024.07.01 空調機器導入ノウハウ

業務用エアコンの入れ替えとは、既につけていたエアコンを新しいエアコンに入れ替える工事のことです。

入れ替え工事では新規の取り付けと流れが異なるため、後々に慌てずに済むよう、先に工事の過程や内容を理解しておきましょう。

この記事では、業務用エアコンの工事前に行われる現場調査では何をチェックするのか、また、工事の流れとその内容について解説していきます。

業務用エアコンの入替・取付工事についてはこちらからお問い合わせください!

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業務用エアコンの入れ替え前に行われるチェックポイント5つ

業務用エアコンの入れ替えは家庭用エアコンの入れ替えと比べると少々複雑で、時間がかかります。

そのひとつが工事前に行われる現場調査です。

現地調査を行うことで、正確な見積もりを作ることができ、当日の追加工事やトラブルの防止にもなりますので、とても重要な工程です。

ここでは、現場調査で行われるさまざまなチェック項目の内、以下の5つを簡単に紹介します。

 

  • ・新しく設置するエアコンの形状と台数
  • ・業務用エアコンの馬力
  • ・業務用エアコンの設置場所
  • ・電源とブレーカー
  • ・配管の長さやそのルート

新しく設置するエアコンの形状と台数

新しく導入するエアコンの形状や台数を確認します。

状況にもよりますが、まずはお客様のご希望をヒアリングし、どういったものが設置できるかを確認します。

業務用エアコンの馬力

そもそも現在の能力が環境に合っているかも考慮しながら、適切な馬力を選定していきます。

業務用エアコンの設置場所

室内機と室外機の設置場所を確認します。

室内機は取り付ける場所によって風を送る向きにムラが生じるため、効率的に風を送れる場所を確認します。

そして室外機は本体の前後に適度なスペースが必要なため、十分な空間があるかどうかの確認もあわせて行います。

また、室外機を屋上に設置するということになれば、別途配管延長工事が必要な場合があります。

電源とブレーカー

既存エアコンの電源と入れ替えるエアコンの電源が合うかの確認も行います。

新しく入れるエアコンの機種によっては、コンセントの形状が変更になることもあります。

また、単相2線式は100Vまで、単相3線式は200Vまでのエアコンが使用できるため、容量がアップする場合には、電圧の切替工事が必要なこともあるでしょう。

配管の長さやそのルート

配管の長さや高低差、場所など、既存ルートを確認します。

配管穴が必要なときは、穴の有無も調べます。

業務用エアコン入替・取付工事のご相談

参考:「業務用エアコンや換気設備の取付工事の事前におこなう現地調査とは?」

 

入れ替え・取り付け工事の流れ

業務用エアコンの入れ替えと取り付け工事の大まかな流れをみていきましょう。

 

  • ・搬入経路と作業スペースを確認し、養生する
  • ・既存のエアコンから冷媒ガスをフロン回収装置などで回収し、安全に処理する
  • ・既存のエアコンの室内機と室外機を取り外す
  • ・新しい室内機と室外機を取り付ける
  • ・配管および配線をつなげる
  • ・化粧パネルやリモコンなどを取り付ける
  • ・気密試験をして、真空引きを行う
  • ・試運転を行い、正常に作動することを確認する
  • ・清掃と引き渡し

 

入れ替え工事でのオプション項目とは

通常の入れ替え工事にプラスしてお客様からの希望がある場合には、オプション工事を行います。

オプション工事には、以下のようなものがあります。

  • ・配管化粧工事:配管に化粧カバーを取り付けることで見た目をスッキリとでき、結露や凍結、紫外線などから守ります。
  • ・空調機架台工事:機器を設置するための箱、入れ物を架台と呼びます。2段架台・壁掛け架台・コンクリート打設・防振架台などがあります。
  • ・室外機風向板(ガイドルーバー)の設置:室外機の全面に付けることで、吹き出す風の方向を変えられるアイテムです。
  • ・室内機開口補修(ワイドパネル):既存エアコンの天井開口部(穴)が大きかった場合に、新しいエアコンと天井の隙間を埋めるために使用するアイテムです。

 

既存機器撤去のときに気を付けること

入れ替え工事の際、既存機器の撤去も行いますが、このとき、しっかり法令(フロン回収・破壊法)に則って廃棄してくれる業者を選ぶことが大切です。

また、高層階や狭小場所、特殊な場所であればレッカー車が必要なこともあります。

レッカー車を使う際には道路使用許可が必要なため、現地調査のときに業者と相談しましょう。

業務用エアコンの入れ替え・取り付け工事にかかる時間

業務用エアコンの入れ替えや取り付け工事は、家庭用エアコンの工事よりも長くかかります。

数時間から数日と、設置場所や台数、環境によっても大きく変動がありますが、その間はお店やオフィスをお休みいただく場合もあります。

ただし、年中無休を謳っている店舗など長時間の休業が困るといった場合もあるかと思います。

どのくらいの時間が必要か目安を聞いたうえで休業にするか工事時間を変更するかを検討しましょう。

業務用エアコンの入れ替え・取り付け工事の際に確認すべきこと

次に、業務用エアコンの入れ替え・取り付け工事時に確認すべき点を紹介します。

後々トラブルにならないよう、工事担当者としっかり打ち合わせをしておきましょう。

  • 施工スケジュール
  • 設置後のサポート期間とその内容

 

施工スケジュール

設置台数や工事規模によりますが、中には完了までに数日かかることもあるうえに、工事中にはフロアへの立ち入りを禁止される場合もあります。

そのため、どのような工事をして、いつ完成予定なのか、施工スケジュールは事前に確認して不都合がないようにしておきましょう。

設置後のサポート期間とその内容

業務用エアコンは家庭用エアコンより工事に時間がかかり、お金もかかります。

そのため、設置後のサポート期間とその内容についてもあらかじめ理解しておくことがおすすめです。

サポート期間やどんな補償内容があるかは、業者によって異なります。

いざというとき頼りになるかどうかを、過去の施工事例なども踏まえてしっかりチェックしておきましょう。

業務用エアコンの入れ替え時には流れと内容の確認が大切

新しいエアコンへ入れ替える際は、新規設置のときと同じく現場調査が必要です。

これは新しいエアコンのサイズが適しているか、配管のルート変更は必要かなどを調べるためでもあり、いざ工事が始まってから工事内容の追加や変更がでないようにするためでもあります。

さらに、エアコンの取り付け工事の間は、通常通りに店舗の営業やオフィスで仕事をすることが難しくなる場合もあるため、その際はしっかり時間を取らなくてはなりません。

そのため、施工に不安を感じないように、工事の流れと内容を理解しておくことは大切です。

業務用エアコンの入れ替えを検討している際は、まず工事全体の流れを確認し、現場調査時に疑問や不安点を解消できるようにしておくことがおすすめです。

オーソリティー空調では無料で現地調査・見積もり作成を行っておりますので、検討されている方はぜひお問い合わせください。

 


換気設備の設置から、最適な空気をつくる最新設備の施工プランご提案まで、空調のトータルコーディネートができるオーソリティー空調にお任せください。

 

 

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