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エアコン内部はカビがいっぱい!?すずしくなる秋にしっかりメンテナンスをしよう!
2022.09.02 空調機器活用ノウハウ
ここ最近では涼しく過ごしやすい日が増え、エアコンの使用頻度が少しずつ減ってきているといった方もいらっしゃるのではないでしょうか。
実はエアコンをあまり使わない秋は、エアコンのメンテナンスを行うのにぴったりな時期です。
今回は、メンテナンスの効果やメンテナンス方法について、紹介していきます。
目次
夏に溜まったホコリがカビの温床に
エアコンは室内の空気を取り込み、冷たくしたり暖めたりして、室内に戻します。
室内の空気には、一定量のホコリやカビ菌が含まれていますので、エアコンを使用するうちに、エアコン内部にはホコリやカビ菌がたまっていきます。
カビはホコリをエサにして増殖するので、きちんとメンテナンスを行わなければ、エアコン内部にどんどんカビが生えてしまい、不衛生な環境になってしまいます。
エアコン内部では熱や冷気が行き交っているため、結露が発生してしまい、カビが増殖する原因となっています。
エアコン内部は湿気が溜まりやすい
エアコンは冷房運転時、室内の空気を取り込み、空気中の熱を外に逃がすことで室内を涼しくしています。
エアコンの内部では熱い空気や冷たい空気が行き交うため、結露が発生し、これにより、冷房使用後のエアコン内部は非常に湿度が高くなっています。
エアコン内部は湿気がこもりやすく、乾燥しにくい環境にあります。湿気はカビが増殖する原因となるので、エアコン使用後は湿気対策が重要になります。
秋こそエアコンのメンテナンスが必要
可能であれば毎日使っている時でもこまめなメンテナンスをして、湿気やカビ対策をするのが理想的です。
湿気・カビ対策としては、エアコン内部を乾燥させることが有効で、エアコンには「送風運転」があり、扇風機やサーキュレーターのように、風をそのまま送る機能があります。
エアコンの送風機能を使うことで、エアコン内部にある水分を乾燥させ、カビの発生を抑制することができます。
夏の間は冷房使用後の送風運転で、できる範囲の湿気・カビ対策をし、使用頻度が減ってから業者にメンテナンス依頼をするのがいいかもしれません。
物によっては「内部クリーン」や「UVストリーマ」といったエアコン内部を清潔にしてくれる機能がついてるものもあります。
そして、現在除菌ストリーマ付きの業務用エアコン等を対象とした補助金が出ておりますので、入れ替えを検討されている方はぜひお問合せください。
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エアコン清掃業者に依頼をする
エアコンのホコリやカビは、外から見えないエアコンの内部にたまりやすいです。
そのため、一見清潔なように見えても、エアコン内部は汚れてしまっているというパターンが多いです。
エアコン内部は専門のメンテナンス業者でないと清掃できないため、涼しくなりエアコンの稼働が減ってきた段階でメンテナンスを依頼することをおすすめします。
ホコリやカビで汚れやすい箇所
汚れやすい箇所の代表例としては、フィルター、風向きを調整するフラップ、熱交換器、ファン、通風路が挙げられます。
フィルターは、自分でも取り外して清掃ができますし、フラップは拭き掃除で清潔にできます。
しかし、熱交換器、ファン、通風路はエアコンの内部にあるもので、専門的な技術を持つ業者でなければ、清掃することは困難です。
エアコン内部を清掃しないと暖房稼働時にどうなるか
エアコンを清潔に保つためには、メンテナンスを行わないと、エアコン内部でカビが増殖し続けてしまいます。
そのような状態で冬を迎えて暖房運転をすれば、エアコン内部のカビやほこりも、暖かい風とともに吹き出すことになります。
カビやほこりは、くしゃみや鼻水、目のかゆみなどを引き起こすハウスダストアレルギーを発症させる原因となります。
アレルギーのない方であっても、室内の空気が汚れてしまうことで健康的な被害につながる可能性もあり、さらには、カビやほこりが原因で異臭を放つこともあります。
まとめ
エアコンを使わないオフシーズンには、メンテナンスを行うことが望ましいです。
涼しくなりエアコンの稼働時間が減った際に、業者にメンテナンス依頼することをおすすめします。
しっかりとメンテナンスを行うことで、エアコンを清潔に保つだけでなく、エアコンの不調の早期発見にもつながり、結果として長持ちさせやすくもなります。
換気設備の設置から、最適な空気をつくる最新設備の施工プランご提案まで、空調のトータルコーディネートができるオーソリティー空調にお任せください。
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