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【業務用エアコンメーカー比較】おすすめな業務用エアコンメーカー6社を紹介
2022.11.18 空調機器導入ノウハウ
この記事では、国内の主な業務用エアコンメーカーである「ダイキン」「三菱電機」「日立」「三菱重工」「パナソニック」「東芝」それぞれの特徴についてご紹介していきます。
国内の業務用エアコン
一般社団法人「日本冷凍空調工業会」が行った自主統計によると、2022年9月度に出荷された業務用エアコンは、統計に参加したメーカー合計で74,372台でした。
自主統計に参加している企業は、ダイキン工業株式会社・東芝キヤリア株式会社・パナソニック株式会社・日立グローバルライフソリューションズ株式会社・株式会社富士通ゼネラル・日本ピーマック株式会社・三菱重工冷熱株式会社・三菱電機株式会社の8社です。
業務用エアコンメーカーの中でも、ダイキンは特に突出したシェアを誇っています。
世界的な空調設備の売上高でもランキング上位に輝いており、業務用エアコンに限らず人気の高いメーカーです。
■参考サイト:一般社団法人日本冷凍空調工業会 業務用(パッケージ)エアコン
業務用エアコンメーカーの各社特徴
ここからは各メーカーの主な特徴について紹介していきます。
ダイキン工業株式会社(ダイキン)
ダイキンは空調設備のメーカーとして世界的に知られる存在となっています。
シェア率上位のダイキンの特徴
ダイキンの業務用エアコンには360°全方向に気流を送れるタイプがあり、室内の温度のムラをなくすことを得意としています。
天井埋込型や、天吊り型などさまざまな設置タイプが用意されています。
人気機種のFIVE STAR ZEASは、省エネ性能が高く、室内の空気を清浄化するストリーマ技術、人検知センサー、床温度センサーなどの最新機能が搭載されています。
サポートのコールセンターは24時間受け付けているので、深夜営業もある飲食店からの支持率も高いです。
■参考サイト:DAIKIN ダイキンの清潔
■参考サイト:DAIKIN 選べる節電・省エネメニュー
三菱電機株式会社
三菱電機は、特にセンサー機能に秀でています。
人感や湿度センサー”ムーブアイ”の三菱電機の特徴
三菱電機の業務用エアコンは、床の温度や人の数、位置をセンサーで把握して室内温度を均一に保つ「人感ムーブアイ360」が特徴です。
人の位置を把握することで、冷暖房の風が直接人に当たらないようにしつつ、室内温度のムラが起きないようにできます。
■参考サイト:三菱電機 ムーブアイの役割と効果
株式会社日立製作所(HITACHI)
日立は、寒冷地仕様の「寒さ知らず」や省エネ性能に優れた「省エネの達人プレミアム」の2つが主力のモデルです。
業界トップクラスの省エネ性能を誇るHITACHI(日立)の特徴
省エネ性能の高さは業界トップクラスです。
日立の業務用エアコンには人感センサーが搭載されており、室内の人数や人がいる場所を感知して、必要な部分だけに的確に冷暖房を行います。
また、机や床からの赤外線を感知して温度を測るセンサー機能も省エネ空調を実現するポイントになっています。
■参考サイト:日立 センサー機能
三菱重工業株式会社
三菱重工の業務用エアコンは他社に比べて低価格で、導入しやすいという特徴があります。
手軽さの面で、清掃メンテナンスのしやすさにも特徴があります。
「お掃除ラクリーナパネル」が搭載されたモデルでは、空中に浮かぶ小さなゴミを自動でダストボックスに集めます。
たまったゴミを捨てるタイミングはLEDでお知らせしてくれます。
脚立などを使ってゴミを回収する必要はなく、リモコン操作でダストボックスが手元まで降りてくるので、ゴミ捨ても簡単です。
■参考サイト:三菱重工サーマルシステムズ 店舗オフィス用エアコン「天井埋込形4方向吹出し FDT」
「ハイパーインバーター」シリーズ 三菱重工の特徴
三菱重工の主要なモデルは「ハイパーインバーター」です。
従来に比べ細い外径となる5.0mmの銅管を採用することで熱交換器の高さ・長さはそのままに、銅管本数・フィン枚数を増やし熱交換器のスリム化と、熱交換性能の向上を実現しています。
■参考サイト:三菱重工サーマルシステムズ 店舗オフィス用エアコン「ハイパーインバータ(高効率省エネタイプ)」
パナソニック株式会社(Panasonic)
家庭用エアコンでおなじみの「ナノイー」を放出する機能は業務用エアコンでも搭載されています。
ナノイーは冷房・暖房しながら室内に潜む菌・ウイルスやカビ菌、花粉などの、目に見えないさまざまな有害物質を抑制します。
省エネ機能にも優れており、本体価格も抑えめで導入しやすいという特徴もあります。
省エネ機能に優れた「エコナビ」搭載のパナソニック(Panasonic)の特徴
エコナビとは、部屋の状態や人の動きに合わせてエアコンが自動で節電をする機能です。
代表的な機能としては、運転開始から設定温度に到達するまでの運転時間を学習し、暖まりやすい、または冷えやすい部屋であれば、緩やかに運転する「おへや学習機能」。
日当たりによって変化する室温に合わせて晴れた日は約1℃~2℃低めに、曇りの日や夜は約1℃~2℃高めに運転する機能、約30~60分間、人がいないと判断すると設定温度を調節し、人を検知すると元の設定温度に戻す「不在節電機能」などがあります。
■参考サイト:Panasonic フル暖エアコン UXシリーズ 特長 [エコナビ・センサー]
東芝キヤリア
業務用エアコンのメーカー6社の中でも特に本体価格が安価な傾向にあり、省エネ性能も含めて初期費用と導入コストを大きくカットできる点が特徴的です。
アフターサポートは365日対応可能なものの、対応時間は9:00~20:00までとなっています。
空気を綺麗にする「プラズマ空清」の特徴
東芝キヤリアには「プラズマ空清」という機能が搭載されているモデルがあります。
これはプラズマ放電で、空気中の花粉やウイルス、カビなどを帯電させ、熱交換器に吸着させる電気集塵システムです。
熱交換器に吸着した汚れは、ドレン水とともに屋外に排出されるので掃除の手間がかかりません。
■参考サイト:東芝キャリア プラズマ空清
業務用エアコンのメーカーは特徴を理解して選ぼう
業務用エアコンは、メーカーによってそれぞれ特徴があります。
コストだけでなくそれぞれの機能にも着目して、メーカーや機種選びすることをおすすめします。
オーソリティー空調では、導入段階からのご相談も承っておりますので、どのメーカーにすべきかお悩みの際には、ぜひお気軽にご相談ください。
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