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業務用エアコンの暖房の効きが悪いときにチェックしておきたいこと

2023.02.03 空調機器活用ノウハウ

「暖房をつけてもなかなか暖かい風が出てこない」、「室内が暖まるまでに時間がかかる」といったことありませんか?

エアコンの効きが悪い場合、故障とは限らず簡単なメンテナンスで正常に作業することがあります。
 
この記事では、暖房の効きが悪いときにチェックしておきたい項目と、効きを良くするためのポイントについてご紹介していきます。

暖房が効かない時にチェックしたいこと

暖房が効かない時にチェックしたいこと

暖房の効きが悪くなる場合、いくつかの原因が考えられます。
 

フィルターが目詰まりしていないか

室内機のフィルターがほこりなどで目詰まりしている場合、風量が弱くなったり、空調効率が落ちたりします。

場合によってはホコリやカビが室内に吹き出される恐れもありますので、フィルターが目詰まりしている場合は、清掃することをおすすめします。

フィルターを取り外して水洗いすると簡単に綺麗になります。
 

フィルター以外にもカバーを外した段階でホコリがたまっている場所があれば、掃除機や柔らかいブラシで清掃してみてください。
 

稼働時に異音や異臭はしないか

エアコンからの異臭は、多くの場合ホコリや汚れが原因で発生しています。

見える範囲の掃除をしても異臭が取れない場合は、外からは見えない内部の汚れが原因ということも考えられます。

その場合は、無理に自分で清掃しようとせず、業者にクリーニングを依頼してみるのもいいかもしれません。
 

異音がする場合も同様に、エアコン内部の機器に問題がある場合もありますので、業者に依頼してチェックしてもらうことをおすすめします。
 

室外機に異常はないか

室外機がきちんと作動していないと冷房も暖房も正常に行われません。

エアコンの効きに問題がある場合は、室内機だけでなく、室外機がきちんと動いているか確認してみてください。
 
室外機から異音や異臭がする場合は、室外機内部に問題がある可能性もあります。
 

特に異常がない場合はブレーカーを落としてみる

異常が見つからないのにもかかわらず、エアコンの効きが悪いままの場合は、一度電源を切りブレーカーも落としてみてください。

電源を切るだけだと、設定が残ってしまいますが、一度ブレーカーを落とすことで、PCでいうところの再起動のような状態になります。

こうすることで、エアコンが正常に動作するようになるパターンは意外と多いので、ぜひ試してみてください。
 

暖房の効きを良くする方法

暖房の効きを良くする方法

ここからは、効率よく室内を暖めるためのポイントについてご紹介していきます。
 

コールドドラフト現象を解消する

空気は暖められると上に、冷たくなると下にたまる性質があります。

この性質により、暖房時にはある程度の温度差が室内の上部と下部で発生し、その温度差が大きくなる現象をコールドドラフト現象と呼びます。

コールドドラフト現象は、暖房によって暖められた空気が冷たい窓ガラスによって冷やされ床面にたまり、室内の上部と下部で大きな温度が生まれることで生じます。
 
室内の上部と下部で温度差があると、暖房効率が悪くなりますので、それを解消するためには以下のような対策がおすすめです。


・窓に断熱シートを貼る
・カーテンで窓からの冷気を遮断する
・窓の近くにヒーターを設置して周辺の空気を暖める
・エアコンの風向を下向きにする
・サーキュレーターを使用して室内の空気を循環させる

 

冷気の侵入を防ぐ

例えば、廊下や玄関側から冷たい空気がリビングに入ってくることでも暖房効率は悪くなってしまいます。

部屋と部屋をつなぐドアや引き戸は、閉め切っていてもわずかなすき間がありますので、厚みのあるすき間テープでふさぎ、暖めたい場所に冷気が侵入してこないようにするといった工夫をすれば改善に繋がります。
 

室内機を清掃する

室内機にほこりがたまっていると、設定通りの風が出にくくなります。

定期的にフィルターや室内機の掃除を行い、エアコンが稼働しやすい状態を作りましょう。
 

室内の湿度を上げる

寒いときにはエアコンの設定温度を上げたくなりますが、実は人は温度だけでなく湿度によっても寒さや暖かさを感じます。

湿度が高い方が暖かいと感じやすいです。

エアコンの設定温度を上げるとその分、電気代も高くなりやすいですが、加湿器を使って湿度を高く保つと、暖房はある程度の温度でも暖かく感じる場合もあります。
 

異常がないのに暖房が効かない時は

異常がないのに暖房が効かない時は

異音や異臭といった異常が見受けられず、フィルター掃除やブレーカーを切るなどの対処をしても改善しない場合は、エアコンの故障も考えられます。

ただ、意外にも室内を暖めたいのに冷房運転にしていたといった場合も多いので、以下の項目について改めてチェックしてみてください。


・暖房運転になっているか
・適切な設定温度と風量になっているか
・風向は下になっているか
・部屋の広さに対してエアコンのスペックは十分か
・霜取り運転中ではないか

 

まとめ

 
暖房の効きが悪い場合、簡単な対処で改善することも少なくありません。

対処をしたにもかかわらずエアコンの効きの悪さや、異音や異臭など動作に異変を感じたときには、一度業者に相談することをおすすめします。
 
オーソリティー空調では新設工事はもちろん、入れ替えも行っておりますので、エアコンに不調を感じたら、ぜひお問い合わせください。

 


換気設備の設置から、最適な空気をつくる最新設備の施工プランご提案まで、空調のトータルコーディネートができるオーソリティー空調にお任せください。

 

 

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