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ダクト工事で使われる「SA」「RA」ってどういう意味?
2024.04.05 社内情報
みなさま、こんにちは。
タマです!
夏に大活躍する「エアコン」は、「エアーコンディショナー」を略した言葉ということをご存知だったでしょうか?
普段何気なく使っている言葉も、実は略称・略語だったということが多々ありますよね!
タマが調べたところによると、
・バス→オムニバス
・食パン→主食用パン
・電卓→電子式卓上計算機
・ボールペン→ボールポイントペン
と正式には呼ぶらしく、どれも今回初めて知りました…。
タマはアイドルのオタク、通称「オタ活」をしていますが、オタ活界隈でもアクスタ(アクリルスタンド)、銀テ(銀テープ)といったようにさまざまな略称・略語が使われています。
このように日常身近でよく使う言葉の中にはたくさんの略称・略語が含まれていますが、建築業界も同様にさまざまな言葉があります。
そこで今回はダクト工事で使われる略称についてご紹介していきます。
ダクト工事で使われる略称とは?
ダクトには、空調ダクト・排気ダクト・排煙ダクトとそれぞれに用途があります。
ムラなく快適な室内環境を維持し、建物内の空気の流れを管理するためには欠かせない設備です。
その中から、5つの略称についてご紹介いたします。
▼過去のブログにてダクト工事の種類やポイントについて解説をしておりますので、こちらもぜひご覧ください!
SA
SAはSupply Airの略で、空調機から取り込んだ冷たい/暖かい空気を室内に送るため(給気)に使うダクトのことです。
RA
RAはReturn Airの略で、室内の空気を空調機に送り込む(還気)ダクトのことを指します。
OA
OAはOutdoor Air・Outside Airの略で、外からの新しい空気を空調機に取り込む(外気)ダクトのことです。
外気を取り込む際には、機械を用いて強制的に外気を取り込む「強制給気」と、自然に取り込む「自然給気」があります。
EA
EAはExhaust Airの略で、空調機を通じて汚れた空気を外に吐き出す(排気)のダクトを指します。
SEA・SM
SEAはSmoke Exaust Air・SMはSmokeの略で、火災発生時に煙を外へ排出するためのダクトです。
建築基準法では、一定規模の建物に排煙設備設置が義務付けられています。
さいごに
ダクト工事で使われる言葉は普段なかなか耳にすることはありませんが、世の中には色んな略称・略語があって面白いですよね!
建築業界にはもっとたくさんの言葉がありますので、また別の機会にご紹介していきたいと思います。
以上、タマでした!
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