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業務用エアコンの設置前に準備したいことと4つの注意点
2023.08.04 空調機器導入ノウハウ
業務用エアコンを導入・設置する前には、さまざまな準備や注意点があります。
エアコンを決めてしまった後で慌てずに済むように、事前に準備すべきことを把握しておきましょう。
この記事では、業務用エアコンを導入・設置するまでにしておくことや注意点、導入と設置の大まかな流れなどを紹介していきます。
また、業務用エアコンを入れ替える際の注意点についても解説しますので、ぜひご参考ください。
▼業務用エアコンの入れ替え・買い替え時期については以下の記事で詳しく解説しています。
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目次
業務用エアコン設置までにしておくこと
業務用エアコンを導入・設置するまでには、決めることや確認することがたくさんあります。
ここではその中から、以下の4つをご紹介します。
- ・用途と設置場所をはっきりさせる
- ・業務用エアコンの形状を決める
- ・天井や壁に穴を開ける工事ができるか確認する
- ・入れ替えの場合は図面や修理履歴を用意する
用途と設置場所をはっきりさせる
業務用エアコンを選ぶ際には、用途や設置場所をあらかじめはっきりとさせておきましょう。
家庭用エアコンでは「8畳の部屋」や「10畳の部屋」といった風に広さで決められますが、業務用は部屋の広さだけで選ぶと後々困ったことが起きかねません。
広さが同じでも、オフィスやクリニックなど業種によって求められる形状や性能は違いますし、飲食店でも焼き肉屋と寿司屋ではエアコンが吸い込む油の量なども違ってくるからです。
業務用エアコンの形状を決める
業務用エアコンは形もさまざまです。
真四角のもの、縦長のもの、横長のものがあるため、冷暖房を効かせたいスペースに合ったものを選びましょう。
また、吹出口が一方向や二方向、四方向などから選べるので、予算や現地の状況によって臨機応変に対応できます。
天井や壁に穴を開ける工事ができるか確認する
業務用エアコンの設置では、多くの場合に壁や天井に穴を開ける工事が必要です。
そのため、テナントビルの管理会社やオーナーに工事の許可が取れるか、あらかじめ確認しておきましょう。
入れ替えの場合は図面や修理履歴を用意する
業務用エアコンを入れ替える場合は「図面」、そして以前に修理をしたことがある場合は「修理履歴」などを準備しておくと工事がスムーズになります。
図面
まず、現在設置されている業務用エアコンの図面があるかどうかを確認しましょう。
図面があれば電源・ブレーカー・配管などの情報が分かりますし、過去の設置状況がわかる写真などもあれば現地調査の手かがりになるため、事前に確認しておくことをおすすめします。
修理履歴
現在使っている業務用エアコンを修理したことがあれば、それがわかる書類も用意しておいた方がいいかもしれません。
修理が大かがりであった場合、配管など設置状況が変わっている可能性があります。
業務用エアコン設置前の注意点
業務用エアコンの設置は通常業者に依頼しますが、設置前に注意したい点を主に4つ紹介します。
- ・現地調査ではしっかり時間を取れる日を選ぶ
- ・ブレーカーの位置の確認や図面・空調機器表を用意する
- ・立ち入り許可を確認する
- ・申請関係を確認する
現地調査ではしっかり時間を取れる日を選ぶ
業務用エアコンは大がかりな工事を含むことが多いため、現地調査は必須です。
設置するエアコンの台数や工事の規模、状況によりますが、時間は1時間以上〜半日未満を予定しておくといいかもしれません。
現地調査で確認する項目はさまざまありますが、主に次の通りです。
【室内の確認】
設置場所や用途を確認します。
入れ替えの場合は既存機器の型式能力なども確かめます。
【室外の確認】
室外機の設置スペース、搬入経路、配管経路などを確認します。
ブレーカー位置の確認
工事のときにはブレーカーを落とさなくてはいけないので、事前にブレーカーの位置を確認しておきましょう。
立ち入り許可を確認する
オフィスビルなどのテナントである場合、どこまで業者が立ち入って良いのかを管理会社やビルのオーナーに確認しなければなりません。
立ち入り許可が必要であれば、許可証の準備もしておきましょう。
申請関係を確認する
工事に溶接作業が絡む場合には、火気申請や工事申請が必要な場合があります。
工事内容を確認し、申請書が必要な場合は提出してください。
業務用エアコン導入と設置の流れ
ここでは、エアコンの導入・設置の流れをみていきましょう。
業務用エアコン導入の流れ
①エアコンと工事業者を検討する
エアコン本体は、メーカーによってオプションやアフターサービスが異なるため、複数のメーカーを比較しながら検討しましょう。
同様に、工事を依頼する業者も複数の見積もりを取ることがおすすめです。
本体機器と設置業者は同じところに依頼すると手間が省けます。
アフターサービスを受けることも考えて、ひとつの業者に依頼したほうがいいかもしれません。
②予算と見積書を比較する
現地調査の後に正式な見積書が届いたら、予算と見積書を比較して業者を決定しましょう。
この時点で疑問点や不明点をなくすことが後々のトラブル回避につながります。
③工事を発注
依頼する業者の評判なども事前に調べておきましょう。
許認可の有無、有資格者の有無、施工実績などを確認しておけば安心です。
④工事開始
工事当日は立会いが必要です。
また、騒音が出る場合は、事前に注意書きをしておくなどの配慮もするようにしましょう。
業務用エアコン設置の流れ
①搬入経路やスペースの確保
搬入時に機器がぶつからないよう、スペースを確保します。
②養生する
設置箇所だけでなく、同じ部屋にあるものは基本的にカバーするといった場合もあります。
③冷媒ガスの回収と室内機・室外機の取り外し(入れ替えの場合)
既存機器の冷媒ガスを回収し、古い室内機と室外機の取り外しをします。
③室内機・室外機の取り付けと配管・配線工事
次は、新しい室内機・室外機の取り付けです。
天井に穴を開ける作業もあるため、かなり音が出ます。
機器を取り付けた後は、配管や配線の取り付けをして整えます。
④化粧パネルやリモコンの取り付け工事
リモコンの取り付け位置などに希望があれば、先に伝えておきましょう。
⑤真空引き、気密試験
配管の気密試験を行い、漏れがないか確認します。
⑥試運転(電気工事)
電気工事を行い試運転します。
問題なく動くことが確認できたら引き渡しをし、清掃です。
引き渡しのときに使用方法や注意事項などの説明を受けるので、そのときに故障修理や各種点検、メンテナンスの依頼連絡先を確認しておきましょう。
業務用エアコン設置に向けて準備しよう
家庭用エアコンと違い、業務用エアコンの設置には大きな工事が必要です。
現地調査前に書類などを準備しておくとその後がスムーズにいくことも多いため、何が必要かを業者へ相談し、あらかじめできることをしておきましょう。
業務用エアコンの設置工事には時間もお金もかかります。
見積書はしっかり読み込み、もし不安点や疑問点が生まれた場合には、できるだけ工事前に解消しておくことがおすすめです。
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