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快適に過ごすには換気が必要!換気の効果と方法を解説
2021.12.24 空調機器導入ノウハウ
部屋の空気をきれいに保つためには、定期的な換気が重要とされています。
今回は、換気をすることによってどのような効果があるのか、また、どのような点に注意して換気をすべきかについて解説していきます。
換気はなぜ必要なのか
風邪やインフルエンザの予防には換気が重要とされています。
換気が行われない気密性の高い室内では、空気が循環しないため、空気中のウイルス濃度が上がります。
その結果として感染リスクが高まってしまうのです。
換気によって起こる問題は感染リスクだけではありません。
酸素不足・結露の発生に加え、汚染物質の増加によるハウスダストアレルギーやシックハウス症候群の原因にもなりえます。
空気の入れ替えを行うことで新鮮な空気を取り込むだけでなく、人の健康に悪影響を与えうる物質を外に逃がす役割が換気にはあります。
換気の方法は、外気を取りこむ給気を行う際に機械設備を用いるもの、室内の汚れた空気を外に逃がす排気を行う際に機械設備を用いるもの、給気と排気の両方に機械設備を用いるものの3パターンがあります。
換気の種類とそれぞれの特徴については以下の記事で詳しく解説しています。
換気がもたらす効果
換気にはさまざまなメリットがあります。
それぞれのメリットについて詳しく紹介していきます。
シックハウス症候群の予防
シックハウス症候群は単一の疾患ではなく、住環境やオフィス環境によって発生する健康被害の総称です。
主な症状には頭痛・吐き気・めまい・じんましん・目がチカチカする・のどの乾燥・鼻水などがあります。
気密性の高い現代の建物では、室内の空気が自然と入れ替わらなくなったため、室内に汚染物質が増えることで体調を崩す方が増えています。
換気を行うことで空気中における汚染物質の濃度を下げることができるため、予防効果が期待できます。
参考文献:<外部ページ>シックハウス症候群について
屋内の除湿やカビ発生の抑制
屋内には飲食物の湯気や調理時に発生する熱気、部屋干し中の洗濯物など、さまざまなものから湿気が出ています。
乾燥している冬場であればあまり問題にはなりませんが、湿度の高い夏場には湿気対策が必要です。
湿度が高いと部屋の中のホコリにカビが生え、健康に悪影響を与えるだけでなく、家具や壁、床の劣化がすすむ原因にもなります。
換気をすることで、部屋の湿気も外に逃がすことができます。
CO2濃度の緩和
二酸化炭素は、空気中にもともと含まれている物質で、少量であれば人体に影響はありません。
しかし空気中の二酸化炭素濃度が高くなると、倦怠感、頭痛、耳鳴りなどの症状を訴える方が出てきます。
気密性の高い部屋では人の呼吸で二酸化炭素濃度は高まり続けるため、適度に換気をして二酸化炭素濃度を下げる工夫が必要です。
参考文献:<外部ページ>病室の換気タイミングを通知。二酸化炭素(CO2)濃度計測センサーで電気代節約。
換気のタイミング
換気は空気の入れ替えを狙って行うものですので、1日の中で複数回行うのが望ましいです。
1度に長時間行うのではなく、こまめに行う方が換気の効果は高まるとされています。
湿度を下げる目的を兼ねて換気をするのなら、外の空気の湿度が低い時間帯がおすすめです。
外の空気の湿度が高い時間だと、せっかく室内の湿気を逃がしても外から湿度の高い空気が入ってきてしまうので、あまり除湿効果が高まりません。
参考文献:<外部ページ>換気の効果って? 空気の入れ替えが大切な理由と効率的な方法
まとめ
健康のために部屋の換気をすることはとても重要です。
換気の効果を意識することで適切な換気ができるようになります。
オーソリティー空調では、給気と排気のどちらもまとめて1台の機械で行える高機能換気設備を取り扱っております。
窓開けを必要とせず、さらには室温を変えずに換気ができる設備となっております。
オフィスや店舗への導入をご検討の際は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
換気設備の設置から、最適な空気をつくる最新設備の施工プランご提案まで、空調のトータルコーディネートができるオーソリティー空調にお任せください。
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